テーマ |
「 歴史的制度論から公共交通指向型開発を見る」 |
講演者 |
劉雨迪氏(早稲田大学先端社会科学研究所・助教) |
討論者 |
益子智之氏(早稲田大学社会科学総合学術院・専任講師) |
報告要旨 |
政治学に基づく歴史的制度論では時間軸を分析の中心に位置付け、利権関係に基づき偶発的な政策選択によって制度が形成されたものとして理解する。近年、公共交通と都市開発の統合によって持続可能な開発の実現を目指す、公共交通指向型開発(Transit-Oriented Development, TOD)という概念が北米から全世界に広がっている。東京圏における沿線開発が模範的なTODモデルの一つとして注目されている中、本講演は歴史的制度論の視点を紹介し、それを都市計画の専門分野に応用する必要性を議論する。この応用により、従来の記述研究や定量分析を超えて、公共交通指向型開発(TOD)の政治的・社会的側面を理解できると提案する。 |
開催日時 |
2024年5月9日(木) 12:30~13:15(JST) |
開催場所 |
オンライン(Zoom) |
参加資格 |
一般 |
参加申込先 |
こちらから事前に参加登録をお願いします。 |
お問合せ先 |
先端社会科学研究所事務局 [email protected] |