Frontier of Embodiment Informatics: ICT and Robotics, Top Global University Project早稲田大学 ICT・ロボット工学拠点

海外派遣学生

鳥島 亮太
Ryota TORISHIMA

  • 派遣期間:
    令和元年10月~令和2年1月
  • 派遣先大学:
    バーミンガム大学
  • 派遣先国・地域名:
    イギリス・バーミンガム

 

派遣プログラムの内容について

スーパーグローバル大学創成支援 (SGU) のプログラムにより、イギリスのバーミンガム大学でClaudio Zito氏のもと、3カ月間研究室に所属し、ロボットの柔軟物折り畳みに関する研究を行いました。

 

 

学習成果について

単腕ロボットであるSawyerを用いて柔軟物であるタオルを動的に折りたたむ研究を行っていました。ロボットを扱うのは初めてであり、シミュレーター・実機ともに扱うのに苦労しました。また、柔軟物を動的に扱う例は少なく、実際にやってみるとタスクの難しさを実感しました。現地では博士課程の学生に面倒を見ていただき、わからないことがあったときや行き詰まった際にすぐアドバイスを求めることができる環境だったのはありがたかったです。また、毎週研究室のミーティングに参加し、教授への報告・ディスカッションを行っていました。

 

海外での経験について

Airbnbで予約した家のホストの方は親切であり、快適な生活を送ることができました。基本的に自炊をして過ごしていましたが、アジアの食材も簡単に手に入るため、ストレスなく過ごすことができました。放課後や休日はジムに行き、体を鍛えていましたが、イギリスでは格安で充実したジムが利用でき、フィットネス先進国を体感しました。私が滞在していたバーミンガムは、異国から来た人も多く、それぞれが違うアクセントで話すため、リスニングには苦労しました。その一方で、異文化の人が同じ土地に住んでいることで、異文化や異なる価値観を尊重する人が多いことも体感し、イギリスの良さだと感じました。

 

 

今後の進路への影響について

今回の留学を通じて、英会話の重要性を身をもって体感しました。将来、仕事をするにあたっても外国人とのコミュニケーションは多くする機会があると思うので、英語の勉強、特に英会話の勉強は継続していかなければならないと感じました。また、3カ月イギリスに滞在した経験は自信につながったので、ポジティブな面が大きいです。

 

 

その他

今回、SGUに支援していただき、大変感謝しております。滞在や渡航に関する費用を気にすることなく、心理的なハードルがかなり下がった状態で留学に行くことができました。日本人は英語に対して苦手意識を持ち、喋れない人が多いため、無意識に心に壁を作ってしまうことが多いと思います。SGUのような支援制度が広がり、より多くの日本人が海外で学ぶことができるようになることを願っています。

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