Frontier of Embodiment Informatics: ICT and Robotics, Top Global University Project早稲田大学 ICT・ロボット工学拠点

海外派遣学生

足立 久弥
Hisaya ADACHI

  • 派遣期間:
    平成28年9月~平成28年12月
  • 派遣先大学:
    南洋理工大学
  • 派遣先国・地域名:
    シンガポール

 

学習成果について

留学先である南洋理工大学において昆虫の飛行制御を目的とした装置開発のための昆虫の光に対する基本特性の把握のための基礎実験を行った。実験内容は大きく二つのことを行った。一つ目はLEDを用いて昆虫の旋回の誘引を行うというもの。二つ目は自由飛行時における昆虫の視覚の役割に関する実験である。LEDによる実験は昆虫の旋回を誘引することが出来、自由飛行時における視覚の役割に関する実験は仮設の一定の根拠となりうる有効な実験結果を得ることが出来た。

 

海外での経験について

今までは家族旅行などで海外渡航をする機会はあったが、今回のような長めの期間の渡航経験はなかった。また、個人での海外渡航の経験もないため、そうした自身で宿泊施設を決定したり交通手段を決めることなどが初めての経験となった。 また、宿泊先がホームステイであったり、海外の研究室に所属することになっているため、周囲が英語環境であったり文化の違いに戸惑うこともあったが、拙い英語と身振りなどで交流することが出来、次第に順応していくことが出来た。そうした人とのかかわりから、日本にいるときには感じることのなかった日本の良さの再確認なども行うことが出来た。

 

 

今後の進路への影響について

今回の留学においてシンガポールの文化に触れることが出来たことでシンガポールの良さを知った。また他の文化に触れたことで改めて日本の良さを認識することが出来、海外への認識だけでなく、日本の見方も少し変化があった。 具体的な職業ははっきりとしていないが、今回の海外経験で認識することのできた日本の良さにかかわっていけるような職業を志望したいと思えた。

 

その他

海外派遣制度に支援していただき誠に感謝しております。金銭面を補助していただいたお陰で、かなり安定した暮らしを行う事ができました。南洋理工大学では日本人にあまり出会いませんでした。SGUのように日本人が海外に行きやすい環境を支援する制度がより充実すれば、多くの日本の学生の進路に、新しい選択肢ができるのではないかと感じました。また、海外の環境に一度身を置いてみることで、これまで自分が考えもしなかった新たな価値観や本当に自分がやりたいことを見つけやすくなると感じました。

 

Related Articles 関連記事

中川 響
Hibiki NAKAGAWA
梅田 茜
Akane UMEDA
藤田幸哉
Fujita Sachiya
栗林 雅希
Masaki KURIBAYASHI
Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/fsci/ict-robotics/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる