Waseda University Intercultural Communication Center (ICC)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

文化構想学部4年 りったん

 「もう多くの人が知ってるのですごく今さらですが(笑)、私はバイセクシュアルです」と中学の同級生が投稿したのは昨年の4月のことでした。正直びっくりしました。ただフツウに、自分と同じ恋愛対象を持っている友達だと思っていたから。

 Facebookで彼女がカミングアウトしたときに、ふつうに「読んだよ」「納得したよ」っていう軽い気持ちで「いいね!」したの。すごい軽い気持ちで「いいね!」したけど、それだけでも、相手にとっては大きな承認になったんだなって思える出来事があって。わたしにできることって、寄り添うことって、案外簡単なことなのかもしれないと思ったな。

もしかしたらすぐそばにいるかもしれないのに、言える環境が少ないせいでLGBTの人もアライの人もお互いがそうだって気づかない。だから、LGBTの人は早く大人にならなきゃいけないって思うんだろうな。自分だけで気持ちの処理をしなければいけないって。なんか、嫌なことに対して慣れちゃうような、あきらめちゃうような。それは、つらいだろうなって。だからお互いが歩み寄れたらいいよね。これからはみんなが同じ速度で生きられる世の中になればいいなって思います。

あと自分はどうして自分がストレートだって思っているんだろうって。

私は本当にストレートなのかなって疑問に思ったな。

 

 

文化構想学部4年

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