障がい学生支援室で、障がい学生、ボランティア学生と交流する中でいつも思うのは、障がいの有る無し、支援する側される側の境界は限りなくあいまいで、多数派か少数派かの違いに過ぎないということです。
例えば、私以外、全員手話ができるメンバーとの打合せでは、初心者の私は少数派で、さりげなく通訳してくれる周囲に助けてもらっています。
環境や周りの理解次第で、過ごしやすさは大きく変わると実感しています。
LGBTについても、共通することが多いのではないでしょうか?
“アライ“という言葉を初めて教えてくれたのは、ダイバーシティ早稲田の学生でした。
言葉を知ることで、今までスルーしていた情報に気づくようになり、強い関心を持つようになりました。
それぞれの違いを認める、自分を大切にする、相手も尊重するそんな当たり前のことを実現できる環境を、アライの一人として目指していきたいと思います。
障がい学生支援担当課長
大久保 裕子