WAJDA AFTER IMAGES インターメディア芸術、政治的美学、そして映画のアフターライフ
アンジェイ・ワイダ生誕100周年記念国際シンポジウム (11/21-22)
アーカイブ・展示プログラムについて情報を更新しました(11/4)。
概要 / Overview
アンジェイ・ワイダの生誕 100 周年を記念して開催される本国際シンポジウムでは、ワイダをポーランドおよびヨーロッパ映画史を代表する映画監督としてのみならず、映画、文学、演劇、視覚芸術、政治史、アーカイブ実践を横断して活動したインターメディア的な芸術家として捉え直します。
ワイダの映画は、文学作品の翻案、絵画的な画面構成、舞台美術的な想像力、そして歴史的経験を視覚的・上演的形式へと変換する試みに深く根差しています。その芸術言語は、言葉とイメージ、舞台とスクリーン、ドキュメンタリーとフィクション、個人の記憶と集合的な歴史のあいだに生じる関係を探究するものでした。
本シンポジウムは、ワイダの作品を映画史という枠組みのみに限定するのではなく、芸術形式、政治的美学、文化的記憶、そして異なるメディアのあいだを移動するイメージをめぐる、より広範な議論のなかに位置づけます。タイトルの「WAJDA AFTER IMAGES」は、ワイダの映画が残した「残像」ともいえるイメージの持続的な力と、映画そのものの「アフターライフ」という二つの意味を重ねています。すなわち、ワイダのイメージが、それを生み出した当初の歴史的状況を超えて生き続けること、そして映画が演劇、視覚芸術、展覧会、テレビ、デジタルメディア、ビデオゲーム、現代の記憶文化へと展開し、新たなかたちで受け継がれていく過程を指します。
本シンポジウムでは、ワイダの作品を直接論じる発表に加え、その映画を出発点として、ポーランド、ヨーロッパ、日本、さらにはグローバルな視覚文化について考察する提案も歓迎します。とりわけ、映画と他のメディア、文化機関、アーカイブ、政治史との関係を検討する学際的なアプローチを募集します。
発表論文募集 / Call for Papers
提出締切: 2026/08/23 2026/09/12 (募集期間を延長いたします) 募集は締め切りました。
採択通知: 8月下旬 / 9月上旬 9月中旬以降予定
アーカイブ・展示プログラム / Archival & Exhibition Component
学術プログラムとあわせて、アンジェイ・ワイダの活動に関連する資料を紹介する小規模なアーカイブ展示を予定しています。本展示では、ワイダの芸術実践における物質的側面と、映画、文学、演劇、視覚芸術などを横断するインターメディア的側面に焦点を当てます。
開催概要(予定)
展示日時:2026/11/10- 2026/11/13 10:00 AM~6:00 PM ※11/10は3:00 PM 開館、11/13は 5:30 PM 閉館予定となります。
展示会場:早稲田大学小野記念館(27号館) 地下1階 ワセダギャラリー / Waseda Gallery, B1F, Bldg 27, Waseda University (Google Map)
会場 / Venue
早稲田キャンパス 大隈記念講堂 大講堂 / Okuma Auditorium – Main Auditorium, Waseda Campus, Waseda University
対象 / Prospected Audience
学部生、大学院生、教員、研究者 /
Students, Graduate students, Faculty members, Research members
言語 / Language
原則英語(日本語での発表も可) /
Primarily in English (Presentation in Japanese are also acceptable)
※日本語で発表する場合は英語の発表要旨を事前に提出のうえ、当日も英語の要旨またはハンドアウトをご用意いただきます。
主催 / Organizer
早稲田大学 高等研究所 / Waseda Institute for Advanced Study (WIAS)
共催 / Co-organizer
日本美術技術博物館(Kraków)
駐日ポーランド共和国大使館
協力 / Support
国立映画アーカイブ(NFAJ)
日本スラヴ学研究会
メディアパートナー / Media Partner
Culture.pl
助成 / Funding
本シンポジウムは、アンジェイ・ワイダ生誕100周年を記念する国際プロジェクト「Wajda After Images」の一環として開催されます。本プロジェクトは、日本で開催される国際シンポジウムと関連展示から構成されます。
本事業は、ポーランド共和国文化・国家遺産大臣による「Inspiring Culture 2026–2027」プログラムの助成を受けて実施されます。
企画 / Convenor
PACHCIAREK Pawel (早稲田大学 高等研究所 講師)








