高等研究所「人新世と人文学」セミナーシリーズ(第1回)公開講演会
「地球史における水・土・人の循環」(12/4)
趣旨説明
このセミナーシリーズは、2021年10月より活動開始した、早稲田大学高等研究所「人新世と人文学」プロジェクトの一環として実施するものです。人新世の概念を共有した領域横断的な対話の場を設けることで、細分化された専門知を連結し、人文学の新たな可能性を拓くことを試みます。
第1回は、水文学・環境農学を専門とする大西健夫氏による講演です。人が、水そのもの、また水と土が織りなす環境をどのように利用してきたのか。逆に人が環境に働きかける中で、水、土、環境にはいかなる変化が生じてきたのか。そして、そのような水・土・人が織りなす循環のダイナミズムに基づく環境の変化は、一般に人新世のはじまりとされる産業革命(18世紀)よりもはるかに前から起こってきているという観点から、人新世に関わる最近の研究動向も紹介していただきます。
講演者
大西健夫(岐阜大学応用生物科学部 准教授)
京都大学大学院農学研究科博士課程修了。博士(農学)。独立行政法人土木研究所CREST研究員、人間文化研究機構総合地球環境学研究所上級研究員、岐阜大学流域圏科学研究センター特任助教、同大応用生物科学部助教を経て、2012年より現職。専門は水文学、土壌物理学、生物地球化学、灌漑排水学。共著に『地球の処方箋』(昭和堂出版、2008年)、『地球環境学事典』(弘文堂書店、2010年)、『地下水・湧水を介した陸‐海のつながりと人間社会』(恒星社厚生閣、2017年)、The Bioeconomy Approach Constraints and Opportunities for Sustainable Development, Routledge Taylor and Francis Group, London and NewYork, 2020、『地球がうみだす土のはなし』(福音館書店、2021年)など多数。大西健夫・龍澤彩・曽我市太郎著『地球を旅する水のはなし』(福音館書店、2017年)により、水文・水資源学会学術出版賞受賞。
日 時
2021年12月4日(土)10:00~12:00
会 場
Zoomによるオンライン開催
プログラム
10:00~10:10 開会挨拶
10:10~11:10 講演「地球史における水・土・人の循環」(大西健夫)
11:10~11:15 休憩
11:15~11:55 質疑応答・討議 *司会:山本聡美(早稲田大学文学学術院 教授)
対 象
教員・研究者・大学院生
主 催
早稲田大学 高等研究所
共 催
早稲田大学 SGU国際日本学拠点
総合人文科学研究センター 角田柳作記念国際日本学研究所
早稲田大学 美術史学会
助 成
公益財団法人三菱財団2020年度助成(人文科学:202020034「中世日本の環境と美術」)
申込み
事前登録が必要です。以下URLよりご登録をお願いします。
https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZ0of-qsqjIpHdak3P3q4y0jJjfF4udWdYPF
ポスター/フライヤー
以下よりダウンロードいただけます。
開催報告
開催報告はこちらからご覧いただけます。→文学学術院 国際日本学のページ