早稲田大学高等研究所ウェビナー「ポストコロナの社会:学際的アプローチ」
第2回(6月26日(金))14:45~
日 時 / Date & Time
2020年6月26日(金)14:45~16:00(予定)
演 題 / Title
「感染症の社会経済史的考察:新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大への含意を念頭に 」
講演要旨 / Short Summary
2019年末以降の新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な感染拡大を受けて、過去の感染症流行への関心が高まっている。仮に病理学的に類似する感染症であっても、それぞれの時代や地域における社会のあり方によって、流行の社会的影響は大きく異なるため、過去の事例を現代に単純に当てはめることには慎重であるべきと考えられる。しかしながら、そのことは過去の歴史に学ぶことができないことを意味しない。とくに、それぞれの時代や地域における社会のあり方の違いが、感染症流行のような稀有の出来事の社会的影響にどのような違いをもたらしたのかを知ることは、現代に生きるわれわれに有益な示唆を与えてくれる。本稿では、過去における感染症の世界的な流行の事例について先行研究に基づいて概観したうえで、感染症流行の社会的影響について歴史的観点からの整理を試みるとともに、現代への含意を探る
講演者 / Speaker
鎮目雅人(早稲田大学 政治経済学術院 教授)
講演者略歴
研究分野|日本経済史、金融史、貨幣史
学位|博士(経済学)、神戸大学、2010年
略歴|
2014-現在 早稲田大学政治経済学術院 教授
2011-2014年 日本銀行金融研究所 歴史研究課長
2008-2011年 日本銀行金融研究所 企画役
2006-2008年 神戸大学経済経営研究所 教授
討論者・コメンテーター /Discussant・Commentator
稲村一隆(早稲田大学 政治経済学術院 准教授)
司 会 / Moderator
有村俊秀 (高等研究所 副所長/政治経済学術院 教授)
使用言語 /Language
日本語/Japanese
視聴URL
Zoom|https://zoom.us/j/97531307055?pwd=TUs5QSt5TzhoQ1VsOVQyYVBPdktQdz09
You Tube|https://youtu.be/wTX4MlKDqIg
プログラム / Schedule
14:45~ 高等研究所ウェビナー 視聴ルール・趣旨説明/挨拶
15:25~ 講演・ディスカッション・ 質疑応答* など
16:00 終了予定(最大~16:15)
*<聴講予定の方へ。事前質問受け付けます。>
ご質問は以下のアドレスにて事前に受け付けます。
wias-webinar(at)list.waseda.jp (atを@に変えて)お送りください。
件名に「ウェビナー(○月○日分)事前質問」としてください。(準備の都合上、直前のものは確認できない場合があります。)
本ウェビナー実施は登壇者・視聴者ともに限られた時間のなかで行います。すべてのご質問にお答えできない場合があります。ご容赦ください。
対 象 / Prospected Audience
学部学生・大学院生・教職員・一般
Faculty and staff members of a university, grad students, the general public
主 催 / Organizer
早稲田大学 高等研究所・Waseda Institute for Advanced Study, Waseda University
申込み / Registration
事前申込み不要です。
※ 視聴時の注意事項
本ウェビナーでは利用するPC、インターネット環境を各自でご用意下さい。また、使用するツール(ZoomウェビナーやYou Tube LIVE)の実行環境についても各自でご用意下さい。サービス利用にあたってのサポートは致しかねます。
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