WIAS Top Runners’ Lecture Collection :
「物質の構造と対称性がもたらす電磁交差応答の最前線:マルチフェロイクスとスピントロニクス」 (4/26)
講演者 / Speaker
加藤 康之 (東京大学 大学院工学系研究科 助教)
木俣 基 (東北大学 金属材料研究所 准教授)
須田 理行 (分子科学研究所 協奏分子システムセンター 助教)
日 時 / Date & Time
2019年4月26日(金) 13:30~17:20
会 場 / Venue
早稲田大学 西早稲田キャンパス 55号館N棟1階 大会議室A
主 旨 / Outline
物質の特徴的な構造と対称性から生じる電気と磁気の交差応答は現代物性物理学の主要な研究分野の一つです。本セミナーでは、この分野で活躍する若手の理論・実験研究者をお呼びして、最近の進展についてお話をいただきます。特に、磁場印加により電気分極を生じるマルチフェロイクス物質ならびに電流を磁化の流れ(スピン流)へと変換するスピントロニクス機能を発現する物質について、無機物質から有機物質まで幅広くご紹介いただきます。
プログラム / Schedule
13:30-13:40 趣旨説明 (中 惇)
13:40-14:40 「反強磁性正四角台塔系(A(TiO)Cu4(PO4)4, A = Ba,Sr,Pb)の磁化曲線と電気磁気効果」(加藤 康之)
14:40-14:55 休憩
14:55-15:55 「ノンコリニア反強磁性体における磁気スピンホール効果」(木俣 基)
15:55-16:10 休憩
16:10-17:10 「分子キラリティ制御に基づくスピン偏極電流の生成と外場制御」(須田 理行)
17:10-17:20 閉会の辞(中 惇)
コーディネーター / Coordinator
中 惇 (早稲田大学 高等研究所 講師)
対 象 / Prospected Audience
学部生・大学院生・教職員
主 催 / Organizer
早稲田大学 高等研究所
お問合せ先: 中 惇 (早稲田大学 高等研究所 講師): [email protected]
申込み / Registration
事前申込み不要です。直接会場にお越しください。