高等研究所セミナーシリーズ【研究エリア〈新しい世界史像の可能性〉】
~中近世キリスト教世界の多元性とグローバル・ヒストリーへの視角⑮~
「中近世キリスト教会における司牧と社会」(10/24)
講演者 | 大貫俊夫(岡山大学准教授) 武田和久(早稲田大学高等研究所助教) |
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日 時 | 2015年10月24日(土)14:00~17:00 |
会 場 | 早稲田大学戸山キャンパス39号館5階 第5会議室 |
主 旨 | キリスト教会にとって、信徒との関係をどのように構築し、彼らの魂の救済をどのように担保し、誰がそのつとめを担うかという司牧の問題は中近世を通じ重要な問題であり続けた。それに留まらず、中世盛期における信仰の内面化、さらには近世、新教勢力とのせめぎあいの中における「宗派化」の動向の中で、さまざまな形を取りつつも、その重要性はさらに大きくなっていく。本シンポジウムでは気鋭の研究者二人が、この司牧に関する最新の研究成果を報告する。 |
プログラム | 14:00 開会・趣旨説明 甚野尚志(早稲田大学文学学術院教授) 14:15 報告(1) 大貫俊夫(岡山大学准教授):「盛期中世ドイツにおけるシトー会修道院の小教区共同体への貢献に関する比較研究」 15:30 (休憩) 15:45 報告(2) 武田和久(早稲田大学高等研究所助教):「カトリック・グローバリゼーションと社会的規律化―スペイン領南米ラプラタ地域のイエズス会布教区における先住民信徒組織(cofradía indígena)を中心に―」 17:00 閉会 |
主 催 | 早稲田大学高等研究所 |
申込み | 事前のお申込みは不要です。直接会場にお越しください。 |
ポスター | こちらをご参照ください |