高等研究所セミナーシリーズ【研究エリア〈新しい世界史像の可能性〉】
~中近世キリスト教世界の多元性とグローバル・ヒストリーへの視角⑧~
「中世地中海世界の聖人と聖性をめぐって」
講演者 | 木村容子(大阪市立大学研究員) 辻明日香(学振研究員PD・東京大学) |
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日 時 | 2014年10月11日(土)14:00~17:00 |
会 場 | 早稲田大学戸山キャンパス39号館16階第10会議室 |
主 旨 | 中世キリスト教における聖人とその聖性の問題は、これまでカトリック教会の問題として考察される ことが多かった。仮に比較されるとしても、東方正教会の聖人との比較に終始したが、この研究会では、 イスラーム支配下のキリスト教徒の聖人崇敬の問題と比較することにより、地中海世界のキリスト教徒 にとって聖人とは何か、その聖性とは何かを考える。 |
プログラム | 14:00 開会・趣旨説明 甚野尚志(早稲田大学 文学学術院教授) 14:15 報告(1) 木村容子「中世末期における聖性の収集・記録・伝達-フランシスコ会厳修派を中心にー」 15:00 質疑と討論 16:00 報告(2) 辻明日香「マムルーク朝期コプト教における聖人崇敬」 16:45 質疑と討論 17:00 閉会 |
主 催 | 早稲田大学高等研究所 |
共 催 | 「教会と社会」研究会 早稲田大学総合人文科学センター・研究部門「ヨーロッパ基層文化の学際的研究」 |
申込み | 事前のお申込みは不要です。直接会場にお越しください。 |
ポスター | こちらをご参照ください |