Waseda Institute for Advanced Study (WIAS)Waseda University

News

WIAS Research Project Seminar Series: Potentiality of the New Notion of the “World History”
~中近世キリスト教世界の多元性とグローバルヒストリーへの視角⑪~
「9-10世紀のビザンツと周辺世界」

WIAS Research Project Seminar Series:

Potentiality of the New Notion of the “World History” ~中近世キリスト教世界の多元性とグローバル・ヒストリーへの視角⑪~

 「9-10世紀のビザンツと周辺世界」

講演者
Speaker
岸田 菜摘(早稲田大学・大学院博士課程/中世ビザンツ史)
仲田 公輔 (東京大学・大学院博士課程/中世ビザンツ及び東地中海史)
日 時
Date & Time
2015年3月14日(土)14:00~17:30
会 場
Venue
早稲田大学戸山キャンパス39号館6階第7会議室
主 旨
Outline
中世半ば、9-10世紀の東地中海地域においてビザンツ帝国とその首都コンスタンティノープルが政治、文化、そして教会の3つの分野でヘゲモニーを握る存在であったことは良く知られている。その一方、同時期は帝国周縁に位置する諸集団の台頭が著しい時期でもあった。「ビザンツ世界」とも称されるこの種の秩序編成を、ビザンツ側がどのように彼らを組み込むことで構築したか、そしてその前提として両者の関係がどうあるべきとみなされていたかという受容と言説構築の2側面に光を当てる作業を通じ、中世地中海への理解を深めたい。
プログラム
Schedule
14:00
開会・趣旨説明 甚野尚志 (早稲田大学 文学学術院教授)
14:15
報告(1) 岸田菜摘 「フォティオスのシスマ(861‐880)から見る9世紀キリスト教世界の一体性と分裂―ブルガリア教会の帰属問題を中心に―」
15:00
質疑と討論
15:45
(休 憩)
16:00
報告(2) 仲田公輔 「書簡・編纂書にみる9-10世紀ビザンツのアルメニア観」
16:45
質疑と討論
17:30
閉会
主 催
Organizer
早稲田大学高等研究所
共 催
Co-organizer
早稲田大学総合人文科学センター:研究部門「ヨーロッパ基層文化の学際的研究」、「教会と社会」研究会-中近世のヨーロッパー
申込み
Registration
事前のお申込みは不要です。直接会場にお越しください。
ポスター
Poster
こちらをご参照ください
Dates
  • 0314

    SAT
    2015

Place

早稲田大学戸山キャンパス39号館6階第7会議室

Tags
Posted

Sat, 14 Mar 2015

Page Top
WASEDA University

Sorry!
The Waseda University official website
<<https://www.waseda.jp/inst/wias/en/>> doesn't support your system.

Please update to the newest version of your browser and try again.

Continue

Suporrted Browser

Close