研究所の活動内容や所属研究員の研究成果等を定期的に情報発信しています。
2024年9月より、当研究所の所長・副所長に以下の3名が就任し、新体制でのスタートを切りました。
所長 竹内 淳 (理工学術院 教授)
副所長 久保 克行(商学学術院 教授)
副所長 飯山 知保(文学学術院 教授)
当研究所は、既存の学術院に属さない独立した研究所として2006年9月に設立されて以来、次世代を担う研究者が、人文科学、社会科学、自然科学といった従来の分野にとらわれず幅広いテーマにわたって創造的・先進的な研究に取り組む機関として活動してきました。新たな体制のもと、引き続き若手研究者の切磋琢磨と学内教員との協働の機会の提供、海外研究者の受け入れ、学際的研究プロジェクトの推進等に取り組みます。
早稲田大学高等研究所 [WIAS (Waseda Institute for Advanced Study)]は、若手研究者の育成や先端的研究分野の開拓、海外研究者との積極的な交流等を通じた本学の研究能力の向上、さらに国際的な研究ネットワークの構築を目的として2006年に設立されました。本研究所は、毎年10名程度の若手研究員(任期付き)を採用し、海外の研究者を訪問研究員もしくは訪問学者として年間計20名以上招聘しています。また、志や趣旨を同じくする UBIAS(University Based Institute for Advanced Study、大学に付属する高等研究所の連携組織) 加盟機関との人的・学術的交流を進めています。
田中愛治総長が掲げる「世界でかがやくWASEDA」の実現に向けて、本学のさらなる研究教育の質を高め、優秀な人材を世界中から結集し優れた次世代の研究者を育成できるよう努めてまいります。
学際的な研究の重要性は以前から強調されている一方で、分野を超えた研究連携は容易ではなかったことは事実です。しかしながら、近年状況が変わってきていると感じています。このような変化の一つのきっかけはさまざまな分野におけるデータ分析手法の共通化です。いままで、経済学、経営学、疫学といった分野において、それぞれの研究手法が発達してきました。しかし、近年、因果推論等のデータ分析の共通の手法が多くの分野において用いられるようになっています。また、伝統的に研究に使用されてこなかったデータ、いわゆるオルタナティブデータが広く研究に用いられるようになったことも変化をもたらしています。企業の取引データや衛星データ、人流のデータ等はさまざまな分野において研究の発展に貢献しています。今後、このようなデータを用いた学際的な研究は大きく発展すると思います。高等研究所は、このような学際的な研究をリードするための場であって欲しいと考えています。
2012年から2015年まで研究員としてこの研究所に所属していましたが、副所長として戻ってくることになるとは全く想像していませんでした。当時も今も、前近代を対象とする歴史研究の分野では、大学などに職を得て研究を続けることが容易ではありません。私は早稲田大学高等研究所にいた3年の間に、集中して研究を進めてその成果を発表し、また現地調査や学会参加を自由に行うことで、なんとか今の仕事を得る基盤を築くことができました。さまざまな分野の研究を行う同僚たちからもいつも刺激を受け、現在に至るまで交流を続けています。こうした個人的な経験をふまえて、所属する研究員がさらなる飛躍を行うために必要な研究環境を提供することが、副所長としての私の最も大切な任務です。
2024年11月21日(木)、早稲田オープン・イノベーション・フォーラム2024が開催されました。高等研究所からは3つのブースを出展し、以下の通り所員が最新の研究成果を紹介しました。
開催を通して、一般企業の方・研究者・学生等、各ブース約60名の方にお越しいただく盛況となりました。出展した所員からは「自分の研究に興味を持って足を止めてくださる方が想像以上に多く、今後の研究や発表のモチベーションになりました」など、ポジティブな感想が集まりました。
ご来場ならびにご参加の皆様、まことにありがとうございました。
早稲田オープン・イノベーション・フォーラム2024の様子は早稲田大学Webサイトにも掲載されています。
知の実装を加速する、共創の場 – 早稲田大学 (waseda.jp)
去る1月11日に、早稲田大学高等研究所2回目となるホームカミングデーを開催しました。所員幹事を務めた大湊 友也講師の報告をお伝えします。
2025年1月11日に第2回高等研究所ホームカミングデーを開催しました。本イベントの目的は、高等研究所の研究員(現所員)と所友(旧所員)のネットワークを構築することです。今回は交流を促進するために、各セッションで双方向的なコミュニケーションができるようプログラムを企画・実施しました。その結果、研究室運営、キャリア形成、異分野交流など多岐にわたる話題について活発に議論を行い、幅広い分野の研究者とネットワークを構築することができました。
所員幹事のホン シャオミン講師(人文科学)の発案をもとに、交流のきっかけをつくりやすい場となるよう目指しました。例えば、現所員が簡潔に研究を紹介するフラッシュトークと、所友の代表者3名にインタビュー形式で研究に関する様々な質問を行うパネルディスカッションを企画しました。企画の初期段階では、当時所員だった佐藤 祐子講師(社会科学)も様々なアイデアを提案してくれました。概ね方針が固まった段階で、劉 凌講師(社会科学)が所員幹事に加わり、高等研事務所スタッフの協力のもと、所員幹事同士で連絡を取り合いながら準備を進めました。セッション間のコーヒーブレイクを楽しい時間にするべく、所員幹事の大湊 友也講師(自然科学)は甘味とコーヒーの準備に注力しました。
大隈会館2階の会議室で所員幹事の挨拶の後、所員によるフラッシュトークから始まりました。ファーヒ ロバート講師、カン ジン講師、キラトリ オスマンサブリ講師、エスカンド ジェシ講師が、1人当たり5分のトーク、5分の質疑応答で手際よく研究紹介を行いました。質疑応答では活発な議論が行われ、フラッシュトークは交流のきっかけとして非常に効果的でした。その後、最初のコーヒーブレイクに入り、コーヒーと甘味を味わいながら気軽な雰囲気で参加者同士の交流が行われました。
所友によるパネルディスカッションでは、鈴木 進補先生(早稲田大学 理工学術院、教授)、田中 章浩先生(東京女子大学 現代教養学部、教授)、ラデマハ クリストフ先生(早稲田大学 法学学術院、教授)に現所員が研究生活に関わる幅広い質問を行い、示唆に富んだ様々なお話を伺うことができました。もう1度コーヒーブレイクを挟んだ後に、後半のフラッシュトークが行われ、所員の嶋川 里澄准教授、白井 達彦講師、楊 允晶講師、チェン トニー准教授が前半と同様に研究紹介を行いました。その他、現所員によるポスター展示も行われました。竹内 淳所長より閉会の挨拶をいただいて、全てのセッションが夕方に終了しました。
夜は大隈会館3階の会場で立食パーティーが行われました。前所長の赤尾 健一先生(早稲田大学 社会科学総合学術院、教授)の乾杯の挨拶の後、参加者は料理に舌鼓を打ちながら交流を深めました。最後に、顧問の宮島 英昭先生(早稲田大学 財務担当常任理事、教授)より今回のイベントを総括するコメントをいただき、全工程が終了しました。
ホームカミングデーは、現所員と所友の交流を深める機会として非常によく機能したと感じました。特に今回は全体を通して交流を促進するように企画を練ったことが功を奏したと思います。幅広いネットワーキングは、研究の視野を広げることに加え、研究者としてポストを獲得するためにも重要です。高等研のホームカミングデーはまだ2回目であり、若いイベントです。今後も開催を続けていくことで、企画内容がより洗練されていくことを期待します。
最後に、関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。イベントの開催に協力してくださった研究員、事務所スタッフ、イベントスタッフの皆様のおかげで、大変素晴らしいイベントになりました。ありがとうございました。
2024年9月26日~28日、インターナショナル カンファレンス「東アジアにおける多様性と自由:歴史的発展と現代的意義」が早稲田大学の会場およびオンラインにて開催されました。企画者である孔 徳維 講師の報告をお届けします。
世界各国より学者らを招き、東アジアにおいて多様性と自由の概念が歴史的にどのように形成され、現代東アジアの社会的・文化的領域にどのように影響を及ぼし続けているのか、議論しました。学際的な対話を促すことにより、極めて重要な多様性と自由という価値観の理解を東アジアの文脈において深め、西洋のパラダイムを超えた独自の軌跡とその現れを探求することが目的です。
早稲田大学高等研究所 主催、Lee Tung-Hui Foundation(財團法人李登輝基金會)、1841 Press(一八四一出版)、Photon Media(光傳媒)共催のもと、基調講演、テーマ別討論会、活発なディスカッションなど、非常に充実した会議であったと言えます。歴史的、社会学的、政治的、文化的なレンズを通して、東アジアにおける多様性と自由の豊かさと複雑さが浮き彫りになりました。
カンファレンスはLian Yi-Zheng氏(Associate Dean (Retired), School of Business and Management, The Hong Kong University of Science and Technology)の基調講演により幕を開けました。Lian Yi-Zheng教授は歴史家Thomas Taylor Meadowsの考察に基づき、「民主主義への影響としての階層的差別化」をテーマに研究を行っています。Lian教授のセッションは示唆に富むもので、その後のパネルディスカッションにて20世紀の東アジアにおける自由の役割、社会運動のダイナミズム、文化翻訳が芸術表現に与えた影響など、様々なテーマを検証していくための土台を示してくれました。
2日目に行われたCheng Mu-Chun氏(Cheif Executive Officer, Lee Teng-hui Foundation)の基調講演「白色テロからの脱却: 李登輝政権以降、台湾はどのように多元的な社会を構築してきたか」は、より包括的で民主的な社会へと向かう台湾の歩みを総合的に分析するものでした。続くパネルディスカッションでは、文化的・精神的アイデンティティの形成、ジェンダー・家族のダイナミズム、アジアの古典的テキストの再解釈について検討しました。
3日目はCheung Chan-fai氏(Professor and Chairman(Retired), Department of Philosophy,The Chinese University of Hong Kong)が基調講演を務め、「白色テロ下の香港における知識人」について振り返りました。この日のパネルディスカッションでは、イデオロギー、国家権力、ディアスポラが政治的関与に及ぼす影響について掘り下げました。特に、ミルクティー同盟や、香港の移民コミュニティ、2010年代における東アジアのアクティビズムの遺産についての議論は印象深いものでした。
このカンファレンスには、歴史学、政治学、社会学、宗教学などさまざまな分野から、学者、大学院生、政策立案者など200人以上が参加しました。発表者は、東アジア(日本、台湾、香港、韓国、マレーシア、フィリピン)、ヨーロッパ(ドイツ、イタリア、イギリス)、北米(アメリカ、カナダ)の機関から参加しており、国際的な展開力を強調することができます。
ここでの議論により、新たな共同研究が生まれ、多様性と自由へと向かう東アジア独自のアプローチに光を当てることができました。主なテーマとなったのは、西洋思想の統合、伝統的価値観の影響、包括性と自由に関する世界的な言説へのこの地域の貢献などでした。さらに、LGBTQ+の権利、ジェンダー平等、異宗教間の関係など、これまであまり取り上げられてこなかったトピックに焦点を当てたことで、カンファレンスの包括性と妥当性が高まったと思います。
本カンファレンスの議事録は、Lee Tung-Hui Foundationの支援により後に出版物としてまとめられる予定です。これは学者や政策立案者にとって貴重な資料となるでしょう。多様性と自由に関する東アジアの視点について詳述した本イベントは、グローバルな学術的議論を脱西洋化し、地域的文脈における、これらの価値観への深い理解を促進する重要な一歩となったのではないでしょうか。
「早稲田文化芸術週間2024」の一環として「高等研究所制作 科学で創る 見えないアート展」を10月10日〜17日に開催しました。企画者であり、高等研究所所友の藤田 智弘先生(お茶の水女子大学 基幹研究院 自然科学系、講師)の報告をお伝えします。なお、本展示は高等研究所の研究プロジェクト「基礎科学と現代美術を横断する2020年代のアプローチ」において制作した現代アート作品を発表する機会となりました。
早稲田大学27号館の地下1階には広い展示スペースがあり、ワセダギャラリーと呼ばれている。展示期間中、室内は大きな暗幕で囲われ10畳ほどの暗室になっていた。ロウソクがゆらめき、壁のパネルと床をほのかに照らす。片方のパネルには星の誕生、反対側には星の死の物語が記されており、その前には黒い漆板が3枚ずつ置かれていた。アートだというがなんの模様も見えない。促されて漆板に触れると、ぬくもりを感じる箇所がある。温度で絵を描いているらしい——これが我々のアート展示であった。かつての理系人間の私なら、「早稲田の研究者は妙なものを作るのだな」と一瞥して出ていっただろう。しかし実際は、1週間の展示期間中に159名の来場者が作品を鑑賞し、多くの人がとても楽しんでくれた。
2022年に新しいWIAS研究プロジェクトが立ち上がり、科学技術と美術研究の融合によるアート制作が開始した。メンバーの方々、特に関 直子教授(早稲田大学 文学学術院)と桑原 夏子講師(早稲田大学 高等研究所)と話し合いを重ねて作品の方向性を探った。当時はコロナ禍で非接触な世の中になっていたからこそ、接触しないと鑑賞できない作品にしよう、日本美術に着想を得て右から左に読む絵巻物形式にしようなど作品コンセプトが決まっていった。私も天文学者として宇宙人向けのアートというテーマを加えた。温度で描いた絵は赤外線が見える宇宙人なら視覚で鑑賞でき、人間は触覚で鑑賞できる。生まれた星に関わらず共に楽しめるアートを作れるかもしれない。
2023年7月18日には最初の作品のお披露目がお茶会形式で行われた。開催までの1ヶ月弱で学生たちと作品を制作したが、全てが手探りだった。漆板は滑って電動機械で削れなかったため、ノミとトンカチを使う原始的な方法で加工した。お茶会形式の展覧会の評判は悪くなかったが、企画者として次回はアートだけで勝負したいという思いを持った。所員から得られたフィードバックの中では、認知神経科学が専門のホン シャオミン講師(早稲田大学 高等研究所)からの「触って鑑賞する作品には視覚情報が邪魔になる。僕は目をつぶって触った」というコメントが大きなヒントになった。
その後、2024年秋の早稲田文化芸術週間に合わせて展覧会を開くことが決まった。本格的な展示に向けた試行錯誤の中、夏休みにスタッフの学生3人と「Dialogue in the dark」を見に行ったことが刺激となった。視覚障害者のスタッフに連れられて、完全な暗闇の中で夏祭りに参加する、という体験が、暗室での展示イメージを膨らませるきっかけとなった。今回は早稲田大学以外の学生も制作に加わってくれ、準備はなんとか間に合った。学生たちの尽力によりポスターデザイン、会場レイアウト、ライティング、説明パネル、そして作品の全てを、私の想像を超えるクオリティで完成させることができた。
展示期間中は私も時間の許す限り会場にいたが、純粋に物珍しがってくれたり、コンセプトに共感してくれたり、鑑賞者の生の声を聞けたのは嬉しかった。何人かの学生からこのアート制作に参加するにはどの授業を取ればいいのかとも聞かれた。感想の共有のため会場に用意した模造紙は付箋で一杯になり、1週間の展示で確かな手応えを感じられた。
このプロジェクトを通じて、アート作品を制作し、その展覧会を行うという貴重な体験をさせてもらった。当研究プロジェクトメンバー全員と開催を手伝ってくれた学生、そしてWIAS事務所に心から感謝する。特に山本 聡美教授(早稲田大学 文学学術院)、関 教授、桑原講師、そして早稲田大学学生の柴山祥羽さん、大岩雅典さん、藤村英恵さんには格別のご協力をいただいた。今回の文理融合のプロジェクトが一定の成果を出せたことは良かったが、終盤では私1人で抱え込みすぎた反省もある。この経験をもとに、WIASからさらに独創的なプロジェクトが生まれることを期待している。
高等研究所の所員が早稲田大学 英語Podcast番組「Rigorous Research, Real Impact」に出演し、ゲストとして自身の研究を紹介、またはMCとして早稲田大学の先生方と研究についての対談を行っています。
各回の詳細や出演情報は以下をご覧ください。
●各エピソード出演者・配信日
(1) ケラム マリサ 准教授(早稲田大学 政治経済学術院)、ファーヒ ロバートアンドリュー 講師(早稲田大学 高等研究所)
「ポピュリズムの台頭と民主主義の後退」2024年12月3日 配信:詳細
(2) エスカンド ジェシ 講師(早稲田大学 高等研究所)、ファーヒ ロバート アンドリュー 講師
「日本のファンタジーゲームにおける異文化の影響」2024年12月17日 配信:詳細
(3) 久保田 隆 教授(早稲田大学 法学学術院)、ファーヒ ロバートアンドリュー 講師
「日本の法制度から見た中央銀行デジタル通貨」2025年1月7日 配信:詳細
(4) ファーラー グラシア 教授(早稲田大学 国際学術院)、ファーヒ ロバートアンドリュー 講師
「スキルド・マイグレーションの再考」2025年1月21日 配信:詳細
(5) 好川 透 教授(早稲田大学 社会科学総合学術院)、楊 允晶 講師(早稲田大学 高等研究所)
「経営陣におけるジェンダーダイバーシティの確保」2025年 2月4日 配信:詳細
(6) ファーヒ ロバートアンドリュー 講師、マルカンチュオニ・ロメオ氏(早稲田大学 大学院アジア太平洋研究科、博士後期課程)
「日本における陰謀論運動の台頭を巡る考察」2025年2月17日 配信:詳細
(1)ドイツ・コンスタンツ大学高等研究所 研究者相互派遣
所員のホン シャオミン 講師が、本プログラムの2人目の利用者としてZukunftskolleg(ドイツ・コンスタンツ大学高等研究所。略称:ZUKO)に滞在しました。今回の訪問の動機や滞在中の研究活動の様子をご紹介します。
(2) デンマーク・オーフス大学高等研究所 研究者相互派遣
当研究所の協定機関である Aarhus Institute of Advanced Studies(デンマーク・オーフス高等研究所。略称:AIAS)との初となる相互派遣プログラムに、所員のアンダソヴァ マラル 講師とレ ドウ ズン 講師を派遣しました。本研究滞在についての参加者からのレポートは以下よりご覧ください。
高等研究所では国際的に活躍する優れた研究者を海外から招聘し、本学研究者との学術的交流やセミナー等を通じて、 本学の研究活動の活性化に寄与しています。詳細情報についてはこちらをご覧ください。
ご意見、ご感想をお待ちしています。 下記発行元までお寄せください。
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