Waseda Institute for Advanced Study (WIAS)早稲田大学 高等研究所

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セミナーシリーズ 「暗黒時代の中性水素21cm線による宇宙論」(5/17)

セミナーシリーズ 「暗黒時代の中性水素21cm線による宇宙論」(5/17)

主 旨

近年の物理学に関する研究は実に多様化しており、専門性が年々高くなっているのにもかかわらず、新たな勉強を始める機会が少い。そのような中、新しいトピックをじっくりと吸収できる機会を与え、新たな研究分野への参入やそれぞれの分野の相互作用のきっかけを与えることが目的である。
それぞれの分野において日本国内で最先端の研究をおこなっている研究者の方々を招待講師として招き、講義+セミナーという形式でお話をしていただく。
(※本イベントは、学生を含む参加者が容易に質問や発言ができるように、現地のみで少人数で開催します。)

日 時

2022年5月17日(火)10:25~18:35

実施形態

講演は日本語で行われます。
以下の会場で少人数で開催します。(※ZOOMでの配信は行いません)

早稲田大学26号館(大隈記念タワー)11階1102室(構内案内図)

参加申込み

事前のお申込みが必要です。以下をクリックしてお申込みください。

お申込みフォーム(https://forms.gle/F6TqkJAxWfk6hRCy7)

※15~20名程度まで会場で聴講できます。(※定員に達しましたら受付を終了いたします)
※新型コロナウィルス感染症拡大の状況によっては人数の調整、あるいは開催を中止する場合がございます。

講演者

山内大介(YAMAUCHI, Daisuke)

2011年3月京都大学理学部物理学・宇宙物理学専攻にて博士号を取得。2013年3月まで東京大学宇宙線研究所(ICRR)にて特任研究員、2016年3月まで東京大学 ビッグバン宇宙国際研究センター(RESCEU)にて日本学術振興会特別研究員(PD)を経たのち、2016年4月より神奈川大学工学部物理学教室の特別助教に着任。

講演概要

「暗黒時代の中性水素21cm線による宇宙論」

中性水素の超微細構造遷移による21cm線は、現在および将来の観測的宇宙論において中心的な役割を演じると考えられている。中性水素は、星や銀河などが存在しなくても宇宙に広く存在していることから、中性水素21cm線は暗黒時代や宇宙再電離期のユニークな観測量となる。またその信号は、原始宇宙の重要なプローブとしても期待できる。本講演では、21cm線を用いた観測的宇宙論について、その基礎から現状までを概観するとともに、将来観測における宇宙論へのインパクトを議論する。

プログラム

10:25~10:30 開会の挨拶と趣旨説明(木村蘭平/早稲田大学高等研究所)
10:30~12:00 「講義1」(山内大介)
12:00~13:30 休憩
13:30~15:00 「講義2」(山内大介)
15:00~15:30 休憩
15:30~17:00 「講義3」(山内大介)
17:00~17:30 休憩
17:30~18:30 「セミナー」(山内大介)
18:30~18:35 閉会の挨拶(木村蘭平)

主 催

早稲田大学高等研究所

Dates
  • 0517

    TUE
    2022

Place

早稲田大学26号館(大隈タワー)11階1102室

Tags
Posted

Mon, 02 May 2022

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