当研究所の有村俊秀所長が青山学院大学経済学部経済学科の松本茂教授と編著した『Carbon Pricing in Japan 』(Springer社)が、一般社会への積極的な問題提起や普及啓発の面で大きな貢献が認められる単行本、小冊子、総合雑誌等における著作に対して環境経済・政策学会から授与される2021年度環境経済・政策学会論壇賞を受賞しました。
日本のカーボンプライシング政策に関する初めての包括的な研究書であり、また英語で発信されることで研究者・政府関係者・一般市民といったさまざまな読者にとって価値あるものとなっていること、オープンソースとして公表されてから約1年間でのダウンロード数が2万回を超えていることが示すように、今後日本のカーボンプライシングに関心を持つ人びとに参照される基本文献になりうること等が評価されました。
表彰内容の詳細については以下をご参照ください。