Waseda Weekly早稲田ウィークリー

早大生リポート

ジャック・マーから学ぶ起業家に必要な姿勢とは?

4月25日、大隈記念講堂にて世界最大級のEコマース企業である中国アリババグループの創業者ジャック・マー会長による特別対談が開催されました。特別対談では、玉城絵美(たまき・えみ)准教授(理工学術院)、今林広樹(いまばやし・ひろき)さん(大学院基幹理工学研究科博士後期課程2年、EAGLYS株式会社創業者兼CEO)、葦苅晟矢(あしかり・せいや)さん(大学院先進理工学研究科一貫制博士課程1年、株式会社ECOLOGGIE創業者)がマー会長とアントレプレヌールシップ(起業家精神)などについてクロストークを行いました。

他者とどう関わるかが重要であると学ぶ


早稲田ウィークリーレポーター(SJC学生スタッフ)
大学院政治学研究科 修士課程 2年 飯塚 智也(いいづか・ともや)

今回の特別対談は学内外から多くの注目があったようです。参加募集が開始した当日中に応募者数が一杯になってしまうほどの人気ぶりでした。そのため、対談当日は同時中継会場を早稲田キャンパスと北九州キャンパス内に設け、YouTubeライブ配信も行われていたようです。また、会場内には、早大生だけではなく、他大学生や社会人、マス・メディア各社も来ているようでした。

今回の対談を通じて、他者とのコミュニケーションに対する積極的な姿勢や人の言葉に耳を傾ける姿勢が、起業家には不可欠であると学びました。世界的に有名なグローバル企業を立ち上げるほどの起業家は、天才的で、他人の声には耳を傾けず、自身のアイデアとスキルだけで成功をもたらす人というイメージを抱きがちです。しかし、マー会長は対談において、他者との関わり方について多くを述べており、起業家として全く異なったイメージが伺えました。

マー会長からは終始笑顔が絶えませんでした

例えば、マー会長は対談の中で、「創業した起業家は、自身の時間の少なくとも30%を社員など一緒に働く人とのコミュニケーションに充てなければならない。人の言動によく耳を傾け、コミュニケーションをしっかり取ってください」という趣旨の発言をしていました。こうした発言からは、起業家は他者とのコミュニケーションにエフォートを割かなければならないことが伝わってきます。起業を成功させるには、個人のアイデアとスキルだけではなく、ビジョンについてきてくれるチームが不可欠なようです。

マー会長はコミュニケーションの重要性を強調していました(左からマー会長、今林さん、葦苅さん、玉城准教授)

また、来場者からの質問に対して、マー会長は、「愚かな質問はない。あるのは愚かな答えだけだ」という発言をしていました。自身に質問をしてくれる人に対して、真摯(しんし)な姿勢で向き合い、質問に答えようとする姿勢は、ビジネスだけではなく、日々の生活に関しても非常に参考になりました。

質疑応答では多くの手が挙がり、会場内は熱気に包まれていました

今回の対談を通じてマー会長から学んだことは、起業家だけでなく、学生や既に働いている社会人など全ての方に通じると思います。どのような立場であっても、チームをまとめるための積極的なコミュニケーションや他者の声に耳を傾ける姿勢は、不可欠なのではないでしょうか。

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/inst/weekly/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる