丸鶏1/4羽を使ったボリューム満点チキンライス
「骨付キ回転鶏酒場 吉田チキン」
【取材・文】
早稲田ウィークリーレポーター(SJC学生スタッフ)
教育学部 3年 長谷川 拓海(はせがわ・たくみ)
早稲田キャンパスの正門を出て、早大通りをしばらく歩いたところにある「骨付キ回転鶏酒場 吉田チキン」。 のれんをかき分け中に入ると、フレンドリーな店主が出迎えてくれます。
吉田チキンは、2021年1月で開店から4年がたちました。実は早稲田店は2号店で、それまで京都大学前にある「京大店」で働いていた店主の小野さんが2017年にオープンしました。店名にある「吉田」は、京都の地名からきています。学生街を中心にお店を展開し、学生から愛されるお店を目指しています。
ランチタイムには本格的なローストチキンを求めて、学生のみならず会社員の方など多くのお客さんでにぎわっています。 ランチタイムのメニューは、名物の「チキンライス」に加え、過去にテレビ番組でも取り上げられたことのある「バターチキンカレー」などがあります。
写真左:店の入口には、ランチタイムの日替わりメニューなどが紹介されている
写真右:店内はお客さんがくつろげるよう、カジュアルな雰囲気でレトロ調の内装
私がいただいたのは、「チキンライス」です。ローストチキンをターメリックライスに盛り付け、サルサソース、ヨーグルトソースで仕上げています。さらにスープ、小鉢、デザートの自家製ブリュレと、おなかをすかせた学生にはうれしい品ぞろえ。
備え付けのポリ手袋をはめ、チキンにかぶりつくのがこの店のスタイル。ボリューミーなチキンを豪快にガブっと一口、ジューシーな肉のうまみが口の中に広がります。なんと、一皿あたり1/4羽の丸鶏を使用しています。チキンは、外はパリッと、中はふっくらとした食感です。こだわりのローストチキンは、塩やスパイスをもみこんだ後、自家製マリネに漬け込み、特注オーブンで2段階の火入れにより焼き上げているそうです。程よく酸味の利いたサルサソースと、ターメリックライス、チキンの相性は抜群で、あっという間にたいらげてしまいました。
また、吉田チキンでは宅配事業も行っており、テレビ局や病院などに弁当を卸しています。そこで培ったノウハウを生かし、半年ほど前から店舗でもワンコイン弁当の販売を行っています。ペットボトルのお茶も付いて500円と、学生に優しいお値段です。多くのお客さんに支持を受けており、13時過ぎには売り切れになることも。
吉田チキンの魅力は、本格的なローストチキンだけではありません。お財布が寂しい学生にも何度もおいしいチキンを食べてほしいという思いから、会計時に学生証を提示するとランチは100円引き、ディナーは10%引きのサービスを受けることができます。併せて、会計時にもらえるチケットを5枚集めるとランチが一食無料になります。
お店を出たときには、チキンのボリュームと学生に優しいサービスにおなかも心も満たされました。本格的なローストチキンがお手頃に味わえる吉田チキンをお試しあれ!
店舗情報
【住所】東京都新宿区早稲田鶴巻町555 クレール早稲田1階
【TEL】03-6273-8237
【営業時間】11時30分~14時00分、17時30分~22時30分
※丸鶏売り切れ次第で終了
※新型コロナウィルスの感染状況による変更あり
【定休日】日曜
【Webサイト】http://www.yosidachicken-w.com/
【Twitter】@yosidachicken2
【Instagram】@yoshida_chicken_waseda_tokyo
店主の小野さんから早大生へ一言
「吉田チキンはキャンパスからは少し遠いですが、おいしいチキンが食べたいときには、ぜひ来てください!」