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70年以上の歴史を持つ、早稲田唯一の演劇スタッフ専門サークル

舞台を最高に演出する仕事人集団
「舞台美術研究会」

幹事長 文化構想学部 3年 垣花 恵利奈(かきはな・えりな)

舞台美術研究会(以下、ぶたび)は70年以上の歴史を持つ、早稲田大学唯一の舞台美術・舞台照明スタッフ専門のサークルです。学内外の団体から依頼を受け、演劇やミュージカルの現場で活動しています。

舞台鑑賞やライブ参戦が趣味の人、絵を描いたり物を作るのが得意な人、高校や劇団で演劇経験のある人、新しいことに挑戦したい人など、サークル員の入会のきっかけはさまざまです。舞台美術や照明に関しては、多くのメンバーが初心者から始めていますが、実際の現場や大隈記念講堂裏(通称、隈裏)にある本格的なアトリエで活動していく中で、専門的な知識と技術を身に付けていきます。また、現場ごとに参加者を募るので、それぞれの活動ペースを調整しながら経験を積んでいくことができます。

写真左:アトリエでの美術制作。天気が良いと気持ち良く、作業もはかどります
写真右:大道具をリヤカーに乗せて、隈裏のアトリエから学生会館へ搬送中

今年度はサークル独自の活動規則や記録表を作成するなど、コロナ禍の情勢に慎重に向き合いながら、オンラインWS(ワークショップ)や配信公演を行い、精力的に活動しています。

2020年9月にどらま館で開催した「照明WS」。公演本番に向けて、日々技術を磨いています

ぶたびを一言で表すと、「好きなものを追求できる場所」。舞台を最高に演出する仕事人の集団です。作業場で黙々と取り組むのが好きな人もいれば、劇場特有の高揚感や緊張感が好きな人もいます。また、一つのことを極めたい人もいれば、舞台に関わることに幅広く挑戦したい人もいます。職人気質(かたぎ)で口下手な人も多いのですが、自分の作ったものや経験した現場について語るときにはつい饒舌(じょうぜつ)になったり、同期や後輩の成長を間近で見て自分も頑張ろうと思えたり、そういう温かい時間を共有できる場所です。

2019年の夏合宿。毎年「まったりプラン」でのんびりと自由に過ごします

舞台美術も照明も、作品ごとに変化するものです。初めは技術を習得することに必死だったのが、気付けば応用して動けることが増えていて、経験を積み重ねていることを実感できます。作品の世界観を演者と一緒に表現できたり、成長した自分を、作品を通して周囲の人に知ってもらえたりしたときには、うれしさと達成感でいっぱいです。また、演劇だけでなく、街の建物や明かりの見え方がどんどん変化し、経験とともに視野が広がる楽しさも知ることができます。

ぶたびは年中入会可能で、2年生以上の入会や他サークルとの兼任など、いろいろな関わり方ができるサークルです。舞台美術研究会で私たちと一緒に“好きなもの”をたくさん作ってみませんか?

2020年度春季研究会公演『FACTOR』制作の様子。公演は9月20日(日)から10月31日(土)までオンライン配信

【公認サークル情報】

◆サークル名:舞台美術研究会
◆団体区分:学生の会
◆サークル創設年:1945年
◆ジャンル:演劇
◆活動日時:不定期
◆構成人数:40人(2020年9月現在)
◆活動場所:大隈記念講堂裏アトリエ、学生会館B202/203、どらま館などの各公演施設
※現在、総会や打ち合わせはオンラインで実施しています。
◆Webサイト: http://butabi.daa.jp/
◆Twitter:@butabi_w

早大生のための学生部公式Webマガジン『早稲田ウィークリー』。授業期間中の平日はほぼ毎日更新!活躍している早大生・卒業生の紹介やサークル・ワセメシ情報などを発信しています。

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