Waseda Weekly早稲田ウィークリー

News

ニュース

良いアイデアを思いつく方法

「どうすれば良いアイデアを思いつくか」これは現代に生きる我々に遍(あまね)く課されたテーマである。優れたアイデアは成績を引き上げ(学生)、利益やボーナスを増やし(ビジネスパーソン)、論文の評価を高める(大学教員)。良いアイデアとそれに基づくアウトプットは、社会で正当な評価を得るための必要条件であろう。

優れたアイデアに到達するための方策はいくつかある。本を読む(What)、識者に話を聞く(Who)、ブレストする(How)、などなど。いずれも重要な要素だ。

と、私はここで「場所(Where)=どこにいるか」の重要性を指摘したい。私の周囲の優れたアイデアマンは、それを生み出す際、場所に関する「鉄板パターン」を持っているようだ。ある著名な学者は「シャワーを浴びているとき」、社会人時代の先輩は「朝ゴミ出しをするとき」に突如閃(ひらめ)くらしい。私は、留学時の昼間の散歩道中であった。そして、一旦アイデアが降ってくると、そこから非連続に「集中タイム」に突入する。シャワーの時間は長くなり、ゴミ袋を持ったままゴミ出し場を通り過ぎ、日焼けして帰国し研究していたのか疑われるのである。

興味深いのは、こうしたパターンは完全に個人に紐(ひも)づいていて、ノウハウ化が不可能なことだ。もちろん、上の例には「情報が遮断されている」「動きを伴う」などの共通項がある。しかし、それがシャワーなのか、散歩なのか、それは完全に個人次第で、交換不可能なのだ。

こうした場所=パターン探しは重要かつ面白いので、学生の皆さんにお勧めする。私自身は最近、それは研究室でないのかも、と気付きはじめてきた。

(J)

第1049回

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/inst/weekly/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる