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決戦MGC! 五輪代表へ求められる勝負強さ

2017年12月3日の福岡国際マラソンでは、日本人1位となる3位に入った大迫傑選手(ナイキ・オレゴンプロジェクト、2014年早稲田大学スポーツ科学部卒)の他、上門大祐選手(大塚製薬)が日本人2位、竹ノ内佳樹選手(NTT西日本)が日本人3位となり、2020年東京オリンピックの代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(以下、MGC)※1」の出場権を獲得しました。また、同月17日に防府読売マラソンで優勝した川内優輝選手(※2)=埼玉県庁、2017年8月の北海道マラソンで優勝した村澤明伸選手(日清食品グループ)と合わせ、現状では合計5名が2019年9月以降に行われるMGCに出場できるファイナリストになりました。

上門選手を除く4名は「箱根駅伝」出身者ですが、日本のマラソンが長期低迷する中で「“箱根”がマラソン選手の育成を妨げている」との意見も散見されるようになりました。果たして本当にそうなのか? 期待できる選手は箱根駅伝から出てくるのか? 2018年箱根駅伝と2020年東京オリンピックの男子マラソン代表選考の期待と展望を、日本陸上競技連盟のマラソン強化・戦略プロジェクトリーダーである瀬古利彦氏(1980年 早稲田大学教育学部卒)に伺いました。

※1 2017年夏から2019年春にかけて行われる国内の男子5大会・女子4大会を指定競技会とする「MGCシリーズ」と位置付け、レースごとに指定された順位とタイムをクリアするとMGCへの出場権が得られる。福岡国際マラソンでのMGC出場資格獲得条件は「日本人1-3 位で2時間11分 以内」「日本人 4-6 位 で2時間10分以内」だった。2019年9月以降に行われるMGCの優勝者と、MGCが課す諸条件を満たした選手が東京オリンピックのマラソン代表に選ばれる。(画像はMGCオフィシャルWebサイトhttp://www.jaaf.or.jp/mgc/ から)

※2 2017年12月17日に開催された「防府読売マラソン」で優勝し、同月3日の「福岡国際マラソン」と合わせた2レースの平均タイムが2時間11分以内となり、ワイルドカード(http://www.mgc42195.jp/mgc/wild-card.html)でのMGC出場権を獲得した。出身の学習院大学では関東学生選抜メンバーとして箱根駅伝に2度出場。

なぜ、オリンピック代表の新しい選考方法「MGC」を導入したのですか。

瀬古
マラソンはプレッシャーの中で実力を何度も発揮できる安定性が大事です。それがマラソンの強さだと思っています。今までの選考方法ですと、オリンピックイヤーの前年にあるいくつかの大会で、全く実績がなくてまぐれで勝ったような選手でも選ばざるを得ない方法でした。しかし、そういう選手は本番では戦えません。だから僕がリーダーになったとき、まず選考方法を変えなければいけないと思っていました。 福岡で日本人1位になった大迫君も、まだ東京オリンピックの代表に決まったわけではありません。2019年9月以降にもう一回、MGCという関門がある。最低2回は良い結果を出して、その上でオリンピックに臨むのです。MGCには安定性のある実力を持った選手が何人も集まるので、プレッシャーは大変なものになるでしょう。選手が各選考大会に分散していたら、プレッシャーなんてその半分以下です。この中で勝ち上がった選手が真のチャンピオンだと、僕は思っています。しかもオリンピックまで3年掛けてじっくり戦っていく。実力、プレッシャーへの強さ、安定性は不可欠なものになります。

MGC出場者については、最終的には何人ぐらいを想定されていますか。

瀬古
男子は20人からできれば30人。女子は10人から20人弱いれば、という感じですね。もし想定よりも少なくなったとしても、例えば陸上の100mの決勝は8人で行われます。本当にそのイメージで「よーいドン!」とやって、誰が一番強いかを決めます。オリンピックに匹敵するぐらいの、半端ではない緊張感だと思います。見ている人は楽しいでしょうし、僕自身も楽しみです。皆さん、盛り上がると思っています。今からわくわくしているんです。

上門と竹ノ内、“箱根のスター”に勝ってMGCへ

上門選手(左)と竹ノ内選手。レース後、二人とも「泥臭い練習を重ねてきた」と語った(共同通信)

ほとんど無名の上門選手と竹ノ内選手がMGCファイナリストになりました。

瀬古
名前は多少知ってはいましたが、2時間13分ぐらいのタイムしか持っていませんので大きな期待はしていませんでした。ただ、練習をしっかりと地道に積める二人だということは聞いていました。大迫君のようにスピードで戦える選手も必要ですが、マラソンの基本は地道に泥臭いことをやるということです。泥臭い練習を積んだ選手が上位に入ってくるということも大事なんです。大迫君とはタイプが違う無名選手でも地道な練習をすれば戦えるという、多くの選手にとっての良い見本になったと思います。

京都産業大学出身の上門選手は箱根の経験がありません。また、日本大学出身の竹ノ内選手は箱根駅伝に出場はしたものの成績は平凡(※3)でした。

瀬古
泥臭いことをして努力した人が結果を出すということは、それはもううれしいですよね。あの二人はものすごい躍進ですよ。ただし、注目されないノンプレッシャーの中で走ったので次が大事なんです。「生涯最高のレースが福岡だった」では、まぐれということになってしまいます。次もいい走りをしてこそ、マラソンが求める「安定性」があると言えるんです。
※3 2013年(10区区間10位)、2014年(3区区間7位)・2015年(3区区間9位)

三代目「山の神」神野大地の初マラソン

初マラソンで健闘した神野選手(共同通信)

箱根駅伝で「山の神」と言われた神野大地選手(※4)=コニカミノルタ=は福岡国際が初マラソンでした。

瀬古
1回目のマラソンで2時間12分台というのは、上出来だと思います。後半もペースを保っていますから、マラソンのセンスはあると思います。箱根のスター選手で、さすがにうまく走りました。2回目、3回目には必ず頭角を現すと思います。これまで箱根の山に強い選手には、期待されながら伸び悩むケースが目立っています。ただその中で、今井正人君(※5)はきちんとマラソンを走っていますが。スター選手になってしまうと、なかなか地味なことができない選手が多い中で、神野君はしっかりと地道に練習をしているのだと思います。
※4 青山学院大学3年の2015年、箱根駅伝往路で山登りが続く5区の区間記録を樹立。同大学史上初の箱根駅伝総合優勝に貢献し、三代目「山の神」と呼ばれた。
※5 順天堂大学の選手として、2005年から3年連続で箱根駅伝5区区間賞を獲得した元祖「山の神」。現在はトヨタ自動車九州所属で、マラソンでは2時間7分39秒(2015年東京マラソン)という日本歴代7位の記録を持つ。

2017年春、神野選手はマラソン強化のために日本陸上競技連盟が行ったニュージーランド合宿に参加していますが、現地ではどのような話をされたのですか。

瀬古
僕も1週間ぐらい一緒にいて、いろいろな話をしました。目と目を合わせて一生懸命、僕の話を聞いていたのが印象的でした。箱根駅伝のスター選手は、マラソンもしていないのにマラソンのスターのように祭り上げられる。しかし、マラソンは地道に練習をしなければいけない。君たちには長い距離の練習が足りないから、それをやりなさいと。僕は60キロ、70キロ、80キロという練習を急にはできなかったけれど、できることを目標にして練習をしていた。それがしっかりとマラソンができる足作りにつながる。超長距離ができれば、どんな練習でもできるよ、という話です。

神野選手は超長距離の練習をこなしたのですか。

瀬古
この夏に70キロ走をやったという話を聞きました。「長い距離の練習を積んだ選手は、しっかり後半も我慢できるよ」と言っていたんです。福岡では神野君は中間地点から遅れ始めましたが、後半はきちんと我慢できましたね。次のレースが楽しみになりました。

MGCファイナリスト第1号 「箱根17人抜き」村澤明伸

北海道マラソンで優勝した村澤明伸選手(共同通信)

2017年8月の北海道マラソンで優勝し、MGCファイナリスト第1号となった村澤明伸選手(※6)はいかがでしょうか。

瀬古
彼は高校時代も大学時代も本当にスピードがあって将来を嘱望されたすごい選手です。2017年3月にびわ湖毎日マラソンで初マラソンに挑戦したのですが、後半は脱水症状でフラフラ。ゴールはしたけれども、救急車で運ばれてしまいました。マラソンの適性がないのかなと心配しました。彼も大迫君と同じく「フォアフット」で走るタイプで、ああいう走りだと42キロは走れないのかと。だからマラソン2回目となった北海道マラソンは、怖かっただろうなと思います。しかし、初マラソンで失敗した恐怖を見事に乗り越えて走りました。ただし、タイムは2時間15分を切ったぐらいなので、3回目はもう少し高いレベルで戦うことが大事になってくると思います。
※6 東海大学1年生だった2010年から3年連続で箱根駅伝の2区を走った。2年では17人抜きの快走を見せて区間賞。2013年、東海大学は箱根駅伝本戦出場がかなわず、4年生の村澤は箱根路を走れなかった。

マラソンに挑戦する箱根ランナー

2016年2月、東京マラソンで10位でゴールする下田選手(左)と、
2017年11月の全日本大学駅伝でアンカーとして神奈川大学優勝を決めた鈴木選手(共同通信)

箱根出身ランナーで期待できそうな選手はいますか。

瀬古
設楽悠太君、井上大仁君。あとは服部勇馬君、一色恭志君に村山謙太・紘太兄弟、市田孝・宏兄弟。何人かは2時間8分ぐらいで走れます。みんな箱根のスターですが、今後はマラソンのスターになってほしいと思っています。現状で結果を出していると言えるのは、大迫、設楽悠、井上の3選手。彼らに続く選手が出てきてほしい。やはり、福岡で大迫君が好走したことが大きい。他の選手も続いてくるはずです。ところで、早稲田からは何人、MGCに出られますかね。大迫君以外は名前を聞かない。あと1人か2人はいないと寂しいですね。

現役大学生の選手はいかがですか。

瀬古
下田裕太君(青山学院大学4年)ですね。2016年の東京マラソンでは、初マラソンで10代の日本歴代最高記録を出した選手です。マラソンの適性があります。あと神野君と共にニュージーランド合宿に参加した鈴木健吾君(神奈川大学4年)も逸材です。まさしく泥臭い練習ができるタイプの選手で、将来の日本マラソン界を背負っていくような選手だと思います。鈴木君はマラソンを目標にしていて、駅伝の練習をしながらマラソントレーニングも行っています。東京オリンピック代表になる可能性もあります。
箱根駅伝は日本のマラソンを弱くしたのか?

「箱根駅伝が日本のマラソンを弱くした」「箱根駅伝がマラソン選手の育成を妨げている」といった意見について、どのように思われますか。

瀬古
いや、それはないと思います。直接的にはない。箱根駅伝があるから、今のこれだけの陸上競技人口があるわけです。マラソン選手育成は監督たちの意識の問題ですので、われわれが監督を指導していかなければなりません。全員が駅伝選手になってはいけないのです。チームに数人はマラソンに適した強い選手がいるので、その選手にはマラソンを意識して練習をさせてほしい。そのような練習は僕が早稲田でやってきたことです。例えば、僕が箱根駅伝専門の選手と同じ練習をしていたら、話にならなかったでしょう。マラソンをイメージして練習量を増やしていかないといけません。駅伝と一緒の練習をしていたらマラソンの適性がある選手をつぶしてしまいます。

瀬古リーダーは早稲田大学時代、箱根駅伝のための練習はしていたのですか。

瀬古
していないですね。マラソンのための練習が、そのまま箱根の練習でした。僕の場合、モスクワオリンピックのマラソン代表が一番の目標で、全てマラソンが中心でしたから駅伝はそのトレーニングの一環でした。箱根駅伝だけの練習をしていたら、その1カ月前の福岡国際マラソンには出られません。駅伝の準備は1カ月あれば十分です。川内優輝君なんかは毎月のようにマラソンに出ているわけですから。箱根駅伝は距離がマラソンの半分しかないので楽勝でした。駅伝の練習は楽だなと思っていました。

1979年、箱根駅伝で2区を走る早大3年の瀬古氏。区間新記録で1位となった。
この1カ月前の福岡国際マラソンでは、マラソン初優勝を果たしている(共同通信)

楽だったんですね。

瀬古
そう。だって距離が半分ですよ。今は選手も監督も、そういうセンスのある人がいない。ただ、青山学院大は原晋監督が選手をマラソンに出しています。神奈川大の鈴木君もマラソン練習をしています。東京オリンピックが近づいてきて、意識が変わり始めています。

指導者たちの意識が変わり始めたということですか。

瀬古
そうですね。指導者が「オリンピック」を意識することが重要だと思います。オリンピックという言葉が出てくると、「おっ」と僕らは思います。長い距離の練習をしていくこと、マラソンをやることが一番、オリンピックへの近道なんだよ、という意識を持つことです。箱根駅伝の練習だけで、オリンピックなんか出られるわけないじゃないですか。

しかし、箱根駅伝を競技人生の集大成と考えている学生も多く、目標が違う学生が一緒にトレーニングを積んでいくのは難しくないですか。

瀬古
選手本人がその気になれば、難しくありません。もちろん、監督と相談の上ですが、周りが30キロ走るところを自分は40キロやればいい。インターバル(※7)でも、5000メートル3本ではなく4本やればいい。1000メートルのインターバルを10本やるんだったら、自分だけ3本、4本増やして負荷をかければいいんです。
※7 速く走る練習とゆっくりと走る練習を繰り返す、インターバルトレーニングの略。

何度も強調されている「泥臭さ」なんですね。

瀬古
だから上門君と竹ノ内君は、多分、泥臭い練習をしているはずです。そうでないと自己記録を大きく更新して上位に入るような走りはできないです。本当に。泥臭い練習を箱根のスター選手がやり始めたら、ものすごいことになると思います。当然、科学的トレーニングも取り入れます。昭和と平成が合体した練習です。なりふり構わず練習するのは学生のときが一番です。真っ白だから、どんなことでも取り入れることができます。真っ白なうちに、われわれも教えないといけない。ニュージーランド合宿中の神野君や鈴木君は、まばたきする間も惜しむように話を聞いていた。若さって凄いなと思いました。そういう能力を持った若者には、僕らも一生懸命教えようという気持ちにもなる。僕は普段の話はいい加減ですが、マラソンの話は命懸けで話しています(笑)。
2018年の箱根、瀬古氏が注目する大学・選手は?

さて2018年の箱根駅伝ですが、注目している大学はどちらでしょうか。

瀬古
瀬古 今年は東海大学、青山学院大学、神奈川大学です。東海大は2年生に鬼塚翔太君、關颯人君、館澤亨次君といった高校時代から強かった選手が多くいます。東京オリンピックでは、マラソンには間に合わないかもしれないけれど、トラックでは出場できるぐらいの力はある選手たちです。東海大は今、すごく強くなってきています。ライバルがいて、勝ったり負けたりすることで競技レベルは上がっていくものです。そして横綱の青山学院大がいて、そこに鈴木君のいる神奈川大が絡んでいくのではないでしょうか。

早稲田はいかがでしょうか。

瀬古
2017年は3位だった早稲田は、主力がほとんど4年生でした。その主力が卒業して戦力が落ちたため、今回は厳しい戦いです。私は最高で4位、駄目なら10位と見ています。3位になったらすごい。往路が終わった時点で2位、3位になっていたら一応、可能性はありますが、6位、7位だったらシード権を死守、という感じでしょうか。

早稲田大学競走部の後輩に向けてメッセージをいただけますか。

瀬古
僕は早稲田が大好きで、1浪して入りました。アメリカで浪人中、1年間苦労して、その経験が僕の一番の宝だと思っています。遠回りに見えたけど、僕にとっては結果的に必要な道でした。どんなことでも、あのときの苦しさに比べたら「なんだ、大したことないな」と思えるようになりました。長距離に近道はないんです。泥臭いことを毎日続けていくしかないと、僕は思っています。それが早稲田の持ち味だと思います。昔からの伝統です。「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」。早稲田の校章にある稲穂のように、強くなっても威張ってはいけない。常に原点に戻って地道なことを繰り返すことができるかどうかです。
実業団に入った後も初心を忘れてはいけません。箱根駅伝で良い成績を残せば、実業団から声が掛かります。いいところに就職してそれで「目標達成」なんて思っていたら駄目ですね。競技は脇目も振らず徹底する。徹底する選手のことは企業もきちんと評価してくれます。しかし就職を目的として自己満足で取り組んだら、競技も仕事も中途半端に終わります。

中村清監督から受けた教えで、今の学生たちにも伝えたいことはありますか。

瀬古
学生のとき、いつも言われていたことがあります。「若いときに流さなかった汗は、年老いて涙となって流れる。若いときに、いっぱい汗をかけ」と。大学1年から「練習で泣いて、試合で笑え」と言われ続けました。汗と涙は練習で流せということです。試合で負けて泣く選手はたくさんいますが、悔し泣きなんてことは駄目なんです。満面の笑みでゴールできるぐらいに、練習で泣けということです。
中村監督の言うことは「一字一句漏らさない」と思って全て素直に聞いて、その通りにやりました。だから、マラソンもすぐに走れるようになりました。大学のときに福岡で勝てるようになって、箱根駅伝も区間賞を取りました。それは遠回りをしたことが、実は近道だったからです。だから、地道に泥臭くやってほしい。もう、それしかないですね。
東京都渋谷区のDeNA本社で
プロフィール
瀬古 利彦(せこ・としひこ)
三重県出身。1980年、早稲田大学教育学部卒業。エスビー食品陸上部監督などを経て、2013年、横浜DeNAランニングクラブ総監督。2016年12月から日本陸上競技連盟強化委員会マラソン強化・戦略プロジェクトリーダーを兼務。高校時代に中距離選手として全国的に名をはせた、多くの大学からの勧誘を蹴って早稲田大学への入学を志すも受験で失敗。米国・南カリフォルニア大学で陸上を学ぶことになったが、まともな練習ができず体重も10キロ増加し、失意の浪人生活を送る。1976年、念願の早稲田大学に合格し競走部に入部。中村清監督との出会いにより、マラソン選手としての才能が開花した。1980年のモスクワオリンピックは代表選手に選ばれながら、国のボイコット決定により無念の不出場となった。翌年の福岡国際マラソンではモスクワオリンピックのマラソン金メダリストを破って三連覇。1990年から4年間、早稲田大学競走部コーチ。武井隆次・櫛部静二・花田勝彦・渡辺康幸ら有力選手を擁して1994年、第69回箱根駅伝で総合優勝を果たした。

箱根駅伝とフルマラソンの瀬古氏の戦績

取材・文:早稲田ウィークリー編集室
インタビュー撮影:上西由華
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