~ 早稲田からロシアへ~
政治経済学部5年 柳澤 実佳(やなぎさわ みか)
私は、大学3年次の秋から1年間、ロシアにあるサンクトペテルブルク国立大学に留学していました。現地では、語学中心の授業を取り、語学の資格取得を目標に勉強していました。
私は父がロシア人、母が日本人のため、度々帰国子女と間違えられますが、日本で生まれ育ち、ロシア語は書くことも話すこともできませんでした。また、学部の授業も日本の政治が中心でした。それでも「日本語と同じようにロシア語も話せるようになりたい」という思いから、留学を目指してアルファベットから勉強し始めました。
サンクトペテルブルクは「北のベニス」と呼ばれるほど、歴史的な街並みが多く残されています。バレエなどの劇場も多くあり、世界トップレベルの演技を見ることができます。夏は白夜で夜中まで薄明るい日々が続き、冬場は予想どおりの極寒でしたが、今までにない良い経験をしました。