学生生活課SJC学生スタッフ
大学で重要な役割を担っている、キャンパスで学び、働く学生たち。実際の「学生参画・スチューデント・ジョブ(※)」にはどのような学生が、どのようなスケジュールで携わっているのか、収入面も含めてその横顔を紹介します。今回は学生生活課で学生参画・ジョブセンター(以下、SJC)のカウンター対応を行っている学生スタッフです。
(※)寮生活する学生を 支援する「RA(レジデント・アシスタント)」や、「キャンパスツアーガイド」として、大隈記念講堂など大学の各施設を紹介する学生の他、講義が行われて いる教室では、障がい学生支援室の有償ボランティアが目や耳が不自由な学生のために教科書代読・ノートテイクなどのサービスを提供しています。科目登録など新入生の大学生活をさまざまな面でサポートする「こうはい ナビ」スタッフ、海外留学を希望している学生の相談に乗る学生留学アドバイザーなどがあります。
Q.スチューデントジョブにはいつから関わるようになりましたか?
私は2015年9月に入学してすぐの11月から、学生生活課のSJC学生スタッフになりました。主にカウンターで学生対応を担当していますが、オープンキャンパスでのイベント企画・運営にも携わっています。
Q.学生生活課の学生スタッフになったきっかけはなんですか?
もともと自分の将来に役立つ経験を積むことができるアルバイトを探していました。入寮している早稲田大学国際学生寮「WISH」の友人がSJC学生スタッ フで、スチューデント・ジョブについての話を聞き、「珍しくてやりがいのあるアルバイトだ」と思って応募しました。2週に1度、学生スタッフ同士のミーティ ングがあり、大学主催のイベントなどについて自分たちの意見を出し合って協力して企画・運営していくことがいい経験になっていると思います。
Q.学業とスチューデントジョブ・サークル活動など、複数のことを両立させるために、どのような工夫をされていますか?
1年生の頃は必修科目が多かったので勉強は大変でしたが、SJC学生スタッフの魅力は、職場がキャンパス内なので授業と授業の隙間時間に勤務ができるところです。週1回、家庭教師のアルバイトもしているのですが、場所が遠くて移動に片道1時間ほど掛かってしまい、あまり効率的とはいえません。SJC学生スタッフは、時間を有意義に使うことができますし、無理のない時間帯に働いています。
Q.SPEC(※)やスチューデントジョブについて感じたことを教えてください。
2016年8月のオープンキャンパスで、高校生たちにスチューデントジョブのことを紹介するイベントに参加しました。学内でアルバイトをすることの魅力を伝えたところ、一緒に写真を撮ったり、サインをねだられたりしました。興味を持った高校生もいると思うので、入学してくれたら一緒にスチューデント・ジョブに参加してもらいたいですね。学生生活課はもちろん、学内では色んな箇所がイベントを主催しています。早稲田大学で働く学生スタッフはみんな努力して、大学の事業や学生生活の向上に貢献して努力しているので、いい刺激を受けています。
Q.SPEC(※)やスチューデント・ジョブについて、足りない部分、大学側に提言したい部分はどのようなことでしょうか。
オープンキャンパスの企画を通じて、学生生活課以外のスチューデント・ジョブに携わっている学生と知り合う事ができました。しかし、企画が終わると他箇所の学生スタッフ同士の交流も少なくなってしまうので、継続的に交流を深めていきたいです。
Q.2017年度の抱負をきかせてください。
2017年はたくさんのイベントを行いつつ、学生にもっとSJC学生スタッフの存在を知ってもらう年にしたいと思います。また、ジャーナリズムに興味があるので政治・経済に関することを勉強し、文章を書く力をつけて、将来はマスコミ業界に進みたいと思っています。
Q.大学や外部団体から奨学金は取得していますか? またアルバイトの月収はいくらになりますか? 取得している場合、具体的な奨学金の名称・金額を教えてください。
奨学金は取得していません。SJC学生スタッフと家庭教師のアルバイトを合わせて、毎月約3万円の収入があります。
【SPEC活動紹介】
・学生参画活動を通じ大学改革へ SPEC、オープンキャンパスで初企画
・「ストレスバスター」で試験勉強のストレスを吹き飛ばしました
※SPEC :Student Participation Encouragement Committee(日本語名称:学生参画運営委員会)