2019年2月22日(金)に、TWInsにて『第6回研究交流セミナー』が行われ、来場者は198名にのぼり盛会となりました。
研究交流セミナーは東京女子医科大学 准教授講師会の主催で毎年行われ、今年も早稲田大学 先端生命医科学センターは東京女子医科大学 総合研究所および東京女子医科大学 先端生命医科学研究所と共催での参加となりました。
冒頭に開会のご挨拶として東京女子医科大学の吉岡 俊正学長、早稲田大学の笠原 博徳副総長が登壇されました。
吉岡学長からは「本日の交流の場に目と耳を研ぎ澄まして参加し、今後の活動に役立ててほしい」、笠原副総長からは「日本の強みはコラボレーションによる研究であり、両学にとって世界的なトップの研究・論文が出てほしい」と両学の先生方から熱いメッセージを語られました。
第一部では、女子医科大学と早稲田大学から各2名の口頭発表が行われ、本学からは佐藤 政充教授(創造理工学部 生命医科学科)が「微小管の生物学 分子・細胞・組織レベルでみる微小管の挙動」を、また浜田 道昭教授(先進理工学部 電気・情報生命工学科)が「長鎖ノンコーディングRNAの機能の解明を目指したバイオインフォマティクス技術」を発表され、聴講者からは様々な質問がされ、活発な議論が交わされました。
第二部では、東京女子医科大学 先端生命医科学研究所の清水 達也所長、早稲田大学 理工学術院長 竹内 淳教授にご挨拶をいただきました。
続いて行われたポスター発表では、両学で81 件の演題が挙がり、本学からは30件(内共同研究2件)が発表されました。
前半は奇数番号、後半は偶数番号の発表が行われ、普段交流の少ない異分野の研究内容に対して、積極的な意見が飛び交いました。今回は発表件数も多く、東京女子医科大学の総合研究所および八千代医療センター総研の共同利用施設の紹介もあり、目を引くものも例年より数多くありました。
発表後ポスター賞授与が行われ、東京女子医科大学より清水 達也所長、早稲田大学の柴田重信センター長がプレゼンターとして7名の受賞者に対して授与を行いました。引き続き各受賞者から、一人ずつ喜びのコメントがありました。
最後に、東京女子医科大学 准講会議長の志賀 智子講師より閉会の辞が述べられ、散会となりました。今年も参加者の皆様は充実した時間を過ごされたようです。