8月30日、今年も伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校第2学年の生徒さん30名がTWInsにいらっしゃいました。
喜久井町キャンパスにて2足歩行ロボットなどを見学した後TWInsに移動し、まずは早稲田大学理工学術院の高西淳夫教授によるロボット開発に関する講義が実施されました。人間を科学的に理解するために進められているという高西教授の興味深いロボット技術の紹介に、生徒さん達は終始真剣に耳を傾けていました。
人間が演奏するのと同じ方法でサックスやフルートを演奏するロボットや、骨盤や膝の動きまで再現した二足歩行ロボットはまさに人間を理解することに役立っており、その上で今後も様々なロボットによる人間へのサポートが期待されます。講義後には代表の生徒さんから先生へお礼の言葉がありました。
続いて、高西研究室の学生達によるTWIns館内ツアーが実施されました。医者の手技訓練のための患者ロボットや、足場の悪い所も自在に動き回ることができる環境モニタリングロボットなど、各学生が担当する研究内容について詳しい解説がなされました。生徒さん達も疑問に思ったことを次々に学生へぶつけ、その答えに感心している様子でした。
さらに3Dプリンターや講義で説明のあった楽器(サックス)演奏ロボット、人間計測センサー(WBセンサー)など、最新の優れた機器やロボットを間近に見学し、生徒さん達は熱心に観察したり写真を撮ったりしていました。
最後に高西教授と全体のガイドを務めた高西研究室の田中さん、横山さんと一緒にTWInsの前で記念撮影をし、皆さん笑顔でTWInsを後にされました。