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第5回早大アスリート特集:中道穂香選手

早大アスリート特集第5回目は、水泳部に所属している中道穂香選手(スポ1=愛媛・南宇和)です。先天性右下肢欠損の中道選手は、高校時代にジャパンパラ競技大会女子400メートル自由形のS9クラスで2連覇を達成。アジアユースパラ競技大会の同種目でも、優勝を飾りました。今回は中道選手にこれまでの競技生活や、2020年への思いについて伺いました。

「すごく悔しい思い出」

——いつから競泳を始められたのですか

習い事としてスイミングに通い始めたのは小学2年生のときです。一般の大会には小学4年生のときから、パラの大会には小学6年生のときから出始めました。

——今までの競技人生でターニングポイントになった出来事はありますか

中学3年生のときに国際クラス分けを受けるため、ロシアであった大会にかたちとしては初めて代表として出場した時のことです。その大会にはパラリンピックレベルの選手は少なかったと思いますが、それでも私より速い人ばかりで、個人ではメダルが取れませんでした。特にあと1秒弱で背泳ぎのメダルを逃したのは悔しく、チームのメンバーの前で泣きましたね。すごく悔しい思い出があって、世界に踏み出すための一歩となる大会だったのではないかと思います。

——目標としている選手はいらっしゃいますか

オーストラリアのエリー・コール選手です。パラリンピックに3大会出ていて、世界選手権を含めいくつも金メダルを獲得しています。私と同じく足を欠損している選手ですが、他のS9クラスの選手に比べると欠損部位が大きい中で、自由形や背泳ぎをはじめ、バタフライや個人メドレーでもトップレベルにいて、競技キャリアも長い方です。また、キックやプルがとてもうまく、高いテクニックを持っている選手なのでお手本にしています。

「競技を終えた後の人生の方が長い」

——早大を受験されたのはなぜですか

高校2年生の終わり頃に進学先を探し始め、学びたいスポーツ科学や人間科学の分野でトップレベルにあるのが早稲田大学だと知りました。学力で合格するのは難しいと分かっていたので、トップアスリート入学試験を受験しました。

競技を終えた後の人生の方が長いというのは、周りからも言われていますし、自分でもそう思っています。その先の生活をどう充実させていきたいかを考えると、早稲田に入るということはすごく意味のあることではないかと思いました。入学させていただいたのはすごくありがたいですし、それを無駄にしないようにしたいと思っています。

——水泳部で影響を受けた方はいらっしゃいますか

全員ですが、濱口真子さん(スポ4=石川・金沢錦丘)とは部室でよく会いましたね。入学当初私はスイミングスクールの練習環境に慣れることができず、空いている時間にアクアアリーナで練習していました。真子さんはその姿をみて、水泳部のブログで「穂香も頑張っていますよ」と書いてくださいました。真子さんの泳ぎは背泳ぎの選手として参考になり、人柄も明るく前向きな落ち着いた方で、入学直後から精神面で助けていただきました。他の先輩からも入学当初から励ましていただきました。

あとは村上雅弥さん(スポ2=香川・坂出)が同じ四国の出身で、早稲田がどういう大学なのか、どのような練習環境なのか、どうやってコーチに連絡するかなどを教えていただきました。雅弥さんは今年のインカレ(日本学生選手権)でいい結果を残しましたが、どんな練習も本当に真面目に取り組まれる方で、自分に対して手抜きをしない印象を受けます。わたしにとってその姿は勉強になる部分が多いです。

「ベストを尽くしたい」

——来年パラリンピックが東京で開催されますが、そこに対しての思いはありますか

東京開催が決まった時から「一番活躍できる年代は君たちだよ」と言われていたので、そういう時期に東京で開催されるのは奇跡的だし、逃してはいけない経験で、きっとこのまま成長していれば出場できると思っていました。高校2、3年時にスランプに陥ってしまい焦りも出ましたが、今はもし代表に選ばれなかったとしても、ベストは尽くしたいと思って競技をしています。素晴らしい大会への出場権獲得に挑むには、自分がベストを尽くしたと思える状態に持っていかないといけないという思いが強くあります。その結果がタイムにも出るのではないかと思います。

——目標タイムはありますか

派遣標準記録を切りたいというのが一番大きな目標です!最低限背泳ぎでもバタフライでも自己ベストは出したいですし、400メートル自由形では育成S指定のラインは絶対に超えたいと思っています。

 

記事作成者 宇根加菜葉(早稲田スポーツ新聞会)

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