University-Social Relations Liaison Section早稲田大学 教育連携課

News

ニュース

「先輩と考える 自分の『みらい』セミナー」タイアップ企画、「UIJターンセミナー」を開催しました

2017年12月6日(水)に開催した「UIJターンセミナー」。これから就職活動に入る学生はもちろん、東京に住んでいるが地方で働くことに興味があるという学生、将来は地元に帰りたいと考えている1年生など、25名の学生が参加しました。

今回は、Uターンを果たした松澤有加莉さん(群馬県前橋市へ。群馬県庁)、Iターンの三田陽二朗さん(神奈川県出身で島根県松江市へ。税理士法人 錦織会計事務所)、Jターンの宮本まどかさん(広島県広島市出身で広島県大崎上島町へ。特定非営利活動法人かみじまの風)の3名の先輩方にお越しいただき、お話を聞くことができました。

前半は、学生時代に何を考えどんなことをしてきたのか、また、「地域で働く」を選んだことについて、それぞれのお話を伺いました。松澤さんからは、学生時代、ボランティアで経験したことをもとに、「自分とは異なる価値観を知ることの大切さ」や、「学生時代に興味をもったものはとりあえず手を出してみよう」という学生へのメッセージ。東京で働くことを経験してから島根県へIターンした三田さんからは、「都市でも地方でも働くということは大変で、苦労もやりがいも、それぞれある」という経験談を。留学と地域活動を学生時代に経験した宮本さんからは、「リスクを取ってそれを楽しむこと」のすすめ、さらにJターンの魅力としては、「Uターン、Iターンのある意味いいとこ取りで、地域におけるゆるやかな繋がりと、近くに帰れる場所があること」とお話しいただきました。

三田陽二朗さん

先輩を囲んだ座談会では、活発な質問と意見交換がなされました。なかでも「どんな人がIターンに向いていますか?」という質問に、Iターンの三田さんは、「仕事以外の集まりにも積極的に顔を出し、雑用や面倒なこともちゃんと引き受けられる方なら地域に溶け込むことができる。そして、地方が好きという理由だけでなく、地域をよりよくしよう、その土地に住む先輩方の力になろうという気持ちを持った人が向いているのではないでしょうか。」と。

松澤有加莉さん

宮本まどかさん

 

今回、三者三様の道を歩いている先輩方に話を伺うことができましたが、若いからこそ地域に求められ、その地域に受け入れられることによって、自分もその地域に役に立ちたいと思い、やりがいのある仕事ができる、というのは共通のことのようです。

セミナー終了後も、熱心に質問する学生たちに、先輩方には時間の許す限り対応いただきました。

参加した学生からは、「漠然と考えていた地方就職を、現実的に考えられるようになった」「自分が就活中には出会えなかった考えを持っている方の話や考えを聞くことができてよかった」「自分の未来を考えることができた」といった感想が寄せられ、非常に有意義な2時間となりました。

Dates
  • 1206

    WED
    2017

Place

早稲田キャンパス6号館 C Space

Tags
Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/inst/sr/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる