2025年度で第7回目を迎える野村證券との企業連携ワークショップ(旧:プロフェッショナルズ・ワークショップ)が、無事終了しました。今年度のテーマは「金融×企業の力で、社会課題の解決方法を提案せよ」です。野村證券各部署のプロフェッショナルの皆様からインプットを得ながらグループごとに議論を重ね、学生目線で社会課題解決に資する企業を複数選定しレポートを作成しました。最終報告会は野村證券株式会社大手町本社にて、経営トップを前に約2ヵ月間の活動の集大成となるプレゼンテーションを行いました。
活動概要
連携先企業:野村證券株式会社
テーマ:金融×企業の力で、社会課題の解決方法を提案せよ
参加学生数:15名(5名×3チーム)
活動期間:2026年1月16日(金)~2026年3月19日(木)
公式日程:
第0回 テーマ伝達会
第1回 オリエンテーション、講義
第2回 講義
第3回 講義、グループワーク
第4回 対面グループワーク
第5回 中間共有、講義
第6回 対面グループワーク
第7回 講義、グループワーク
第8回 プレ発表会
第9回 最終報告会@野村證券株式会社大手町本社
公式ワークショップ活動の様子
■ テーマ伝達会@早稲田大学:2026年1月16日(金)
授業期間中ということもあり、初回のテーマ伝達会はミニマムな形で実施されました。野村證券の企業紹介に加え、本ワークショップにおけるテーマ設定の背景や、テーマに込めた思い、目的、そして今後の活動プロセスのイメージについて説明が行われました。あわせて、メンターとして参加する野村證券社員の自己紹介もあり、参加者はそれぞれのお人柄や専門分野に触れる機会となりました。最後には次回までの課題が提示され、プログラムが動き出しました。
■ オリエンテーション@早稲田大学:2026年2月6日(金)
試験期間が終了し、オリエンテーションが行われました。職員および学生の自己紹介に続き、「ワークショップ参加にあたっての心構え」の説明、その後チーム分けの発表がありました。さっそくチームに分かれ、前回出された課題である「各自が関心を持っている社会課題」について、一人ずつスピーチを実施。同じ早大生であっても関心事はさまざま、これから活動を共にする仲間の言葉に耳を傾けながら、新たな視点に触れ、人となりを知る時間となりました。後半は、「金融・株式基礎」に関する講義が行われ、ワークショップはいよいよ本格的に始動しました。
■講義、対面グループワーク@早稲田大学:2026年2月13日(金)、2月20日(金)
2/13「マクロ環境、各業界動向について」、2/20「ファンダメンタルズについて」と金融知識の講義がありました。専門的で耳慣れない用語についても、そのままにせずに納得がいくまで説明を求める姿も見られました。グループワークではテーマの検討をしました。メンバーそれぞれ関心が異なる中で、それらをどのように一つのテーマとしてまとめていくのか、すり合わせながら形にしていくプロセスそのものが、このワークショップならではの大きな魅力といえます。
■ 対面グループワーク@早稲田大学:2026年2月24日(火)
前回までの講義を受けて、対面グループワークが行われました。チームごとに進捗状況は様々で、核となる社会課題の選定に試行錯誤するチームがある一方、社会課題が定まり、具体的な投資先企業群の検討に取り掛かっているチームもあります。徹底的に話し合って、チームとして合意形成を図ることは簡単ではありません。各チームは、お昼休憩を挟みながら、朝から夕方まで活発な議論を重ねていました。
■ 中間共有、講義@早稲田大学:2026年2月27日(金)
これまでの講義とチームでの議論を踏まえて、各チームのテーマとそこに至る考え方を共有しました。互いに質問を投げかけ合うことで、理解が深まり課題も浮き彫りになってきます。最終報告までの道筋が見えてきたでしょうか。後半はチャートの読み方の講義 。「歴史は繰り返すのではなく、韻を踏む」という考え方のもと、過去のチャートを見ながら、投資タイミングをどう判断するのかを分析しました。データを読み解く力の奥深さに触れる時間となりました。
■グループワーク、講義@早稲田大学:2026年3月4日(水)、3月6日(金)
3/4は対面グループワークです。中間共有を受けて、自チームの方向性と今後やるべきことが明確になり議論にも熱が入ります。お互いの顔を見て、ホワイトボードで手を動かしながら意見を交わすことで、認識のズレや新たな視点がその場で共有され、オンラインでは得がたい一体感と深い議論が生まれています。3/6の講義は野村證券データ・サイエンス部の研究員が講師を務めました。データ分析や研究が金融ビジネスを支えていることを知り、証券会社の仕事の幅広さを実感する機会となりました。
■プレ発表会@早稲田大学:2026年3月11日(水)
最終報告会を見据えたリハーサル。各チームは中間共有以降も話し合いを重ね、本番に向けた資料を作成した上で発表を行いました。野村證券からは、論理の飛躍や説明のもたつき、財務指標の扱い方、スライドの見せ方、発表のテクニックなどについて、鋭くも温かいフィードバックを数多くいただきました。これにより、今後さらに詰めるべき点や改善すべき点がクリアになり、リハーサル後のグループワークにも一層熱が入ります。公式の終了時間を過ぎても、遅くまで議論を続ける姿が見られました。
■ 最終報告会@野村證券:2026年3月19日(木)
最終報告会の会場は大手町の野村證券本社です。会に先立ってトレーディングフロアを見学させていただきました。普段は入れないエリアでは、いつか社長になってここに戻ってくる!と決意する学生も。最終報告会では、3チームがそれぞれの視点から選んだ社会課題とそれを解決するに資する企業について発表しました。講評は野村證券の鳥海副社長、投資情報部林部長、早稲田大学須賀副総長よりいただきました。専門の知見からの鋭い指摘とともに、お褒めの言葉や学生へのエールをたくさんいただきました。終了後はチームごとに振り返りを実施。期間中の自身の取り組みを見つめ直すとともに、メンバーから他己評価を受けることで、それぞれが新たな気づきを得る時間となりました。

参加学生の声
- 想像以上に楽しかったです。個人的には、形は違えど高校時代の部活のような感覚で、何かに本気で取り組むことの楽しさを思い出しました。大学に来て同じような日々を送っていると感じている学生には特に参加して欲しいです。(商学部2年)
- 忙しくも、とても充実した時間でした。この経験は自分にとって大きな自信に繋がったと思います。そして仲間や関係者の方々に出会えたこのご縁が何よりも大きな財産だと思っています。参加してよかったと必ず思える充実した時間になるので、参加しようか迷っいる方がいれば、ぜひ参加して欲しいです。(基幹理工学部2年)
- チームで1つのものをまとまった時間で作り上げる経験は日常ではなかなか得難いものです。二の足を踏むかもしれませんが、学内ということで初対面でも安心感がありますし、事務局や企業の方のバックアップもあります。また、私にとっては自分の強み弱みを見つけられる素晴らしい機会にもなりました。(政治経済学部2年)
- 実際に社会で活躍されている方から、直接指導していただくことで自分の成長につながりました!!(政治経済学部2年)
- 貴重な経験なので悩んだら絶対にやるべきです!(政治経済学部2年)
- 学部や学年の異なるメンバーと一緒に一つの目標に向かって挑戦できた経験は、非常に大きな糧となりました。本ワークショップに申し込む際、私自身迷いがありましたが、春休みという期間にこのような貴重な経験をすることができてとても良かったと感じています。(創造理工学部1年)
- このワークショップは自分の未知の部分をたくさん知れると同時に長期休暇で開催されるため、自分の成長のための大きな第一歩になります!ぜひ挑戦してみてください!(文化構想学部1年)
- 学部ごちゃ混ぜのグループとして、共通の目標に対して活動できる事が有意義で、学べる事が多かった。その道のプロのフィードバックを取り入れながら、本気で一つの事に取り組む、そんな学生時代ならではの経験を獲得できる事が、大きな魅力です!(商学部2年)
- グループワークを通じて社会課題について深く考えられるだけでなく、金融についても学べる非常に貴重な機会なので参加して本当に良かったです。(商学部1年)
- このワークショップをきちんとやり遂げようと思えば、多くの時間や労力を割くことになると思いますし、様々な事が行き詰まって苦しい時間もあると思います。ですが本当に得るものが大きい期間になるので、迷っている方は是非参加してほしいと思います。(政治経済学部1年)
問い合わせ先
早稲田大学 Office of the Global Citizenship Center(GCCオフィス)





