2022年12月26日
保健センター
新型コロナウイルス・季節性インフルエンザ
同時流行下において体調不良となった場合の対応について
この冬は、新型コロナウイルスと季節性インフルエンザが同時流行する可能性があり、発熱外来(診療・検査医療機関)にかかりづらくなる可能性があります。そのため、基本的な感染予防対策「マスクの着用」「手洗い」「3密(密集、密接、密閉)回避」「換気」などの徹底とともに、事前の準備が重要です。また、体調不良となった場合の対応についても確認しておきましょう。
1. 事前の備えについて
- ワクチン接種
新型コロナワクチン・インフルエンザワクチンの接種についてご検討ください。ワクチンは接種してもすぐには効果が現れませんので、接種する場合は感染が拡大する前に接種をするようにしましょう。
- 発熱などの体調不良に備えて用意しておきましょう
・体温計
・新型コロナ抗原定性検査キット※
※検査キットは、「研究用」ではなく国が承認した「医療用」または「一般用」のキットを選ぶようにしましょう。 インターネット等で購入可能です。
新型コロナウイルス感染症の一般用抗原検査キット(OTC)として承認された品目(厚労省)
・解熱鎮痛薬(解熱剤は「アセトアミノフェン」を有効成分としたものを選びましょう。)
市販の解熱鎮痛薬の選び方|厚生労働省
2. 発熱等の症状が出た場合
※重症化リスクのある方(妊婦・基礎疾患がある方・高齢者など)は、速やかに受診のこと。
①まずは、新型コロナ検査キット※(上記のとおり「医療用」「一般用」を使用)で自己検査をしましょう。
コロナ「陽性」の場合
→各自治体の「健康フォローアップセンター」への登録および大学所属学部へ申請フォーム連絡
学生が新型コロナウイルス感染症に罹患した場合等の対応について
②コロナ「陰性」の場合は医療機関を受診(電話・オンライン診療を推奨します)しましょう。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を踏まえたオンライン診療について|厚生労働省
東京都臨時オンライン発熱診療センター|東京都福祉保健局
・受診結果にてインフルエンザと診断された場合
→大学所属学部へ申請フォーム連絡
学校感染症報告申請フォーム一覧※
※申請した情報は所属学部・研究科等事務所の関係者へ報告されます。情報は学内で対応する関係教職員と共有されます。
発症後5日経過、かつ、解熱後2日経過するまでは自宅療養※が必要です。
※文部科学省 2012 年改正:学校保健安全法施行規則 19 条より
※抗インフルエンザ薬の内服説明書や薬袋は、授業欠席の配慮申請の際に必要となる場合がありますので保存しておきましょう。
・新型コロナ・インフルエンザとも陰性だった場合
→受診した医療機関の医師の指示に従い療養してください。
授業欠席の配慮申請については、所属学部事務所に医師の指示を伝えて相談してください。
3. 発熱等の症状が出た場合の受診フロー
出典:厚生労働省HP_新型コロナ・インフル同時流行対策タスクフォース
(参考)
新型コロナウイルス・季節性インフルエンザの同時流行に備えた対応|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00003.html