早稲田大学本庄キャンパスでは、「本庄地方拠点都市地域」の基本構想にて「早稲田リサーチパーク地区」として、本庄市ならびに県北地域の人材育成・科学産業の集積拠点として位置付けられてきました。
1998年には埼玉県が事務局となり本庄国際リサーチパーク推進協議会が設立されました。2002年には財団法人本庄国際リサーチパーク研究推進機構が設立され、早稲田リサーチパーク地区の産官学連携の推進がすすめられてきました。2005年には本庄市と早稲田大学の地域連携に関する包括協定が締結され、2012年には前述の財団法人本庄国際リサーチパーク研究推進機構が公益財団法人本庄早稲田国際リサーチパークに変更されています。公益財団法人本庄早稲田国際リサーチパークは、本庄早稲田オープンイノベーションネットワークや創業スクールなどの取り組みのほか、産官学連携のコーディネイションなどの活動を行っています。
2018年、本庄キャンパス内に誘致されていた産学連携拠点施設インキュベーション・オン・キャンパス(IOC)本庄早稲田 を早稲田大学が買い取り、地域の産業振興や学術的研究の社会実装として起業される方のためのインキュベーション施設を継続しています。
本庄キャンパスでは、早稲田大学の附属校の本庄高等学院が設置されており、また、大学院環境・エネルギー研究科の活動も行われています。研究力強化施設もあり、早稲田大学としても教育研究活動の重要な拠点として位置付けております。
当キャンパスは、上越・長野・北陸新幹線の本庄早稲田駅に隣接しており、関越自動車道本庄児玉ICからも近いです。北関東の交通の要所として利便性が高く、豊かな自然環境を保ったキャンパスに先端的な研究施設を有しており、周辺の産業界と連携した新事業創出拠点としての利活用が期待されています。