今年(2018年)は明治維新150年。
明治維新に大きく関わった「薩長土肥」の「肥前」にあたる佐賀県は、維新150年を記念し、早稲田大学創設者・大隈重信など県ゆかりの偉人を通じて、佐賀県の歴史や魅力に触れる、『肥前さが幕末維新博覧会』を3月17日より開催します。
この『肥前さが幕末維新博覧会』の開幕に先がけて、3月3日、大隈重信のほか、鍋島藩藩主・鍋島直正、維新政府初の司法卿になった江藤新平、東京駅を設計した名建築家である辰野金吾など、多方面で活躍した佐賀県出身の偉人総勢25名のモニュメントを設置しました。このモニュメントは、JR佐賀駅から博覧会のメインパビリオンである「幕末維新記念館」へ向かう佐賀市中央大通り沿い9か所にあり、1人ひとりの功績に触れながら、街歩きができるようになっています。
大隈重信は洋装姿で描かれることが一般的ですが、佐賀県にある大隈のモニュメントは、佐賀県の藩校であった「弘道館」で学んでいた若き日の姿であり、書物を片手に髷を結った和装姿であることが特徴的で、非常に珍しいものとなっています。
【若かりし姿の大隈重信】
【山口祥義佐賀県知事、秀島敏行佐賀市長とともに】