2025年5月11日(日)、早稲田大学の創設者・大隈重信の功績を追想し顕彰する「大隈祭」が、大隈重信の生誕地・佐賀県にある大隈重信記念館にて開催されました。地元で大切に受け継がれてきた本祭は今年で45回目を迎え、校友会佐賀県支部や地域の方々に加え、早稲田大学関係者も数多く参加しました。
当日は、佐賀県出身で薩摩琵琶奏者である北原香菜子氏(2005年一文卒)の演奏によるオープニングセレモニーで幕を開け、早稲田大学歴史館の袁甲幸講師による記念講演、大隈重信スピーチコンテスト入賞者によるスピーチなどが行われました。大隈重信の生き方に自身の夢や思いを重ね合わせながら、感動的なスピーチを披露した地元中高生に向けて、会場からは笑顔や拍手が沸き起こりました。
また、本祭のメインイベントとして早稲田大学応援部と早稲田佐賀中学校・高等学校吹奏楽部による合同パフォーマンスが大隈銅像前で披露されました。美しく響き渡る吹奏楽部の演奏と、力強く華やかな応援部のパフォーマンスが共演し、校歌「都の西北」や応援歌「紺碧の空」が奉納されました。
参加者一同が大隈重信の志と精神をあらためて感じる機会となり、今年も大盛況のうちに幕を下ろしました。