労働安全衛生法の定めにより、実験室内の汚染物質の濃度を測定する作業環境測定が必要です。一定の基準を超える量の化学物質を使用する部屋が対象となるため、化学物質管理システム(CRIS)に基づいて測定対象部屋を抽出します。更に、それぞれの部屋の教職員・安全連絡員の学生等に直接化学物質の使用状況をヒアリングし、測定計画を立案します。サンプリング・分析・解析を経て、基準超過が見られた場合には、速やかに担当教職員等と現場確認し、適切な作業環境となるよう改善策を検討します。また、産業医とも連携し、労働衛生の三管理として総合的な安全衛生管理を推進しています。