アントレプレナーシップセンターでは、研究者(※1)の早稲田大学における研究成果の早期の実用化(社会実装)を実現するため、スタートアップの創出に取り組んでいます。研究開発型のスタートアップの創出促進をめざして2020年に開始した、早稲田PoCファンドプログラムからは、すでに7社の起業が実現。そのうち2社は、早稲田大学ベンチャーズをはじめとするベンチャーキャピタルから億単位の投資を実現させ、研究のスピードを加速化させています。
このように、研究者による研究成果の事業化検討や起業が、研究活動として一般的になりつつあるなか
「自分の研究は社会実装をめざせるはずだけれど、どうやっていいかわからない」
「自分の研究がビジネスになるのか、専門家に聞いてみたい」
「自分で会社はやりたくないけれど、誰かがやってくれるなら起業も目指してみたい」
など、研究開発型のスタートアップに関心があるけれど、一歩を踏み出せない研究者も多いはずです。
アントレプレナーシップセンターでは、そんな研究者の「研究成果の事業化に関する質問や相談」におこたえする体制を整備するとともに、研究者の事業化を共に考え、支援する『事業化アドバイザー』が常駐し、研究者に対してより手厚いサポートを提供しています。これらの支援をご活用いただき、研究成果の事業化を積極的にご検討ください。
※1研究者:専任教員、常勤の研究員、大学院生
ご相談、ご質問は下記のフォームからお気軽にお申込みください。
左から 岩宮、明石、杉村、松崎アドバイザー
待っている人がいる。だからきっと、あなたの研究は社会に役立てられる。私たち事業化アドバイザーはそう信じています。事業を起こすイコール会社を立ち上げるではありません。研究成果を待っている人に届けるために。ご相談お待ちしています。
人工知能から土壌微生物まで。大手広告会社で20年間にわたり、様々な研究者やエンジニア、企業の方々とともに新規事業開発に携わる。その間、単独発明者として2件の特許を取得。また、広告業務全般(クリエイティブ、マーケティング、メディア、広報・PR、営業、イベント、プロモーション、デジタル、人事)にも従事してきた。
学ぶことで問う「学問」そして問いから学ぶ「事業」。私は学問と事業は表裏一体でもいいのではないかと考えました。学問と事業をかけ合わせることで、宇宙と向き合う時代の人類の、暮らしの手応えをみなさんと実感したいです。
ベネッセコーポレーションで17の新規事業プロジェクトに参画、うち6つを事業責任者として立ち上げ、部門の基幹事業へと成長させる。2011年に経営者育成プログラム「ソフトバンクアカデミア」に外部一期生として合格。その後、ヤフー、GROOVE X、WOTA、プリファードロボティクスにて事業開発・セールス・CSを歴任。大企業とベンチャーの両方での経験から、幅広い分野での課題解決型の事業創生を得意とする。
事業とは課題解決です。課題解決には推理小説を読んでいるようなワクワク感と、数学的なパズルが解けたときのような達成感が満ち溢れています。さらに、その過程を通じて自分の能力や可能性に気づき、困難な状況を乗り越える事で自信がつき、新たな挑戦への意欲が湧いてきます。そんな知的探求と自己成長の喜びをもたらす事業を一つでも多く実現できたらと考えています。
自分自身が発見した技術シーズを基に、心不全向け再生医療製品を開発する株式会社メトセラ(神奈川県)と、不妊治療向け再生医療製品を開発するLYMPHOGENiX Ltd.(London, United Kingdom)を創業。研究・製品開発、知財戦略・特許出願、産学連携の推進、助成金申請、資金調達、グローバリゼーションなどに従事し、技術シーズの治験を開始させることに成功。1984年生まれ。博士(医学)。
先進テクノロジーを社会実装するためには、「エコシステムの構築」が必要不可欠です。2社の再生医療ベンチャーの創業・経営経験を通じて培った、研究・製品開発戦略、特許戦略、チームクリエイション、グローバリゼーション等で、皆様ならではのエコシステムを構築するお手伝いをさせて頂きます。ワクワクするような世界を一緒に作っていきましょう!
早稲田大学創造理工学部経営システム工学科を卒業後、外資コンサルティング、外資ソフトウェアなどの企業を経て、コマツなどとのジョイントベンチャーであるランドログを立ち上げ、最高デジタル責任者(CDO)として事業のスケールに貢献。その後ベンチャーキャピタルにて大企業の新規事業や技術シーズをカーブアウトして成長させるビジネスクリエーションに従事。
私を育ててくれた大学に、ご縁があって恩返しする機会をいただきました。皆さんの日々の発明活動を社会に価値あるイノベーション活動に変えるために、これまで培ってきた経験を活かして活動したいと思います。新規事業に意欲がある方には気軽に相談できるパートナーとして、また研究に没頭したい技術者の方にはこちらからの呼びかけ、アクションによって機会を作りだしたいと思います。