Center for Entrepreneurship 早稲田大学 アントレプレナーシップセンター

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bitBiome社が大学発ベンチャー表彰2022で経済産業大臣賞を受賞

JST(科学技術振興機構)主催の大学発ベンチャー表彰2022において、アントレプレナーシップセンターの会員企業であるbitBiome社が経済産業大臣賞を受賞しました。bitBiome社は、先進理工学研究科 細川准教授(開発当時 次席研究員)が開発したゲノム解析技術に係る研究成果をもとに、2018年に創業されたベンチャー企業です。同表彰において、本学の研究成果を活用したスタートアップが受賞するのは初めてのこととなります。

早稲田大学では、産学連携、ベンチャーの育成、研究人材の育成、知財の創出・活用を体型的に行う「早稲田オープン・イノベーション・エコシステム」の実現をめざし「早稲田オープン・イノベーション・バレー構想」を推進しています。同社は、アントレプレナーシップセンターによる起業支援、また2020年に竣工したリサーチイノベーションセンター(121号館)の実験スペースを研究開発拠点とする等、早稲田大学がこれまでに整備してきた産学連携の体系的支援制度を活用して、事業を加速させてきました。

細川 正人 先進理工学研究科 准教授 / bitBiome 創業者 取締役 CSO (Chief Scientific Officer)からのコメント

この度は、bitBiome社として大学発ベンチャー表彰(経済産業大臣賞)を頂き、大変光栄に存じます。起業時からの活動を支えてくださった本学の先生方、早稲田大学アントレプレナーシップセンター、リサーチイノベーションセンター関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。私達は、本学から生まれた「微生物シングルセルゲノミクス」技術をもとに、あらゆる微生物の遺伝子データにアクセスできる未来をつくり、まだ見ぬ微生物のチカラを使った新しい素材・医薬品・地球に優しい製造プロセスを生み出そうとしています。早稲田という地から、脱炭素・循環型社会の実現へ貢献し、バイオエコノミーを先導する大学発ベンチャーへの飛躍を目指してまいります。今後もご支援よろしくお願いいたします。

bitBiome社について

早稲田大学発の微生物シングルセル解析技術 bit-MAP®を起点とした研究開発型バイオテクノロジー・スタートアップ。bit-MAP®により未利用資源である微生物の設計図 ゲノムを解き明かし、その秘めたる価値を解き放つことをビジョンとしている。(2018年11月7日創立)

リサーチイノベーションセンターパンフレット p4にbitBiome社掲載

世界最先端の産学連携研究を推進する研究環境・研究支援機能等を整備することを目的として、「リサーチイノベーションセンター(121号館)」を2020年に竣工。(総工費約100億円、地下2階地上6階、延床面積約18536.98㎡)本センターでは世界最先端の産学連携研究を実践する分野型のイノベーティブな活動を推進するほか、ベンチャー企業など新産業の創出にも取り組む。「教育」と「研究」に次ぐ大学の第三の役割である「社会価値創造」の実現を目指している。

大学発ベンチャー表彰について

大学発ベンチャー表彰は、2014年度に開始された表彰で、大学などの研究開発成果を活用して起業したベンチャーのうち、今後の活躍が期待される優れた大学発ベンチャーを表彰するとともに、特にその成長に寄与した大学や企業などを表彰するもの。本表彰は、大学等における研究開発成果を用いた起業および起業後の挑戦的な取り組みや、大学や企業等から大学発ベンチャーへの支援等をより一層促進することを目的としている。

大学発ベンチャー大賞 JSTリリース

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