早稲田発の対話型診断・学習支援AIエージェント技術のスタートアップで、アントレプレナーシップセンター会員企業の株式会社エキュメノポリス(代表取締役/CEO:松山洋一)が、Forbes JAPAN (2026年1月号)『2026年注目の日本発スタートアップ100選 “100 NEXT GENERATION LEADERS”』に選出されましたのでお知らせいたします。早稲田大学の研究開発型スタートアップとして、初めての選出となります。
Forbes JAPAN 「100 NEXT GENERATION LEADERS」とは?
「100 NEXT GENERATION LEADERS」は、Forbes JAPAN が選定する、日本発の非上場スタートアップ企業を対象として、2021年以降に設立し、直近1年間で1億円以上、累計5億円以上の資金調達実績などをもとに、事業の新規性や社会的インパクトなどをもとに、2026年以降の大きな成長と活躍が予測される100社を選出したリストです。 ベンチャーキャピタルなどの投資コミュニティや、ビジネス界からも高い関心を集めています。
エキュメノポリスの選出と早稲田発のスタートアップの今後
エキュメノポリスは、本学で研究された対話型 AI 技術をベースに、会話 AI エージェントプラットフォーム「EQU AI Platform」を開発し、さらにその応用サービスとして言語コミュニケーション学習支援サービス「LANGX(ラングエックス)Speaking」を全国展開し学校教育での英語学習にイノベーションをもたらしています。
2025年3月には、Pre-Aラウンドで目標としていた総額2.5億円の資金調達を完了し、事業の拡大と、研究開発の加速を着実にすすめてきました。このような急成長と社会実装への挑戦が評価され、「次代を担うスタートアップ100社」に選ばれたと考えられます。
本学としても、この選出は、研究成果を実社会に役立てるという挑戦を掲げ、加速して研究開発をすすめる大学発スタートアップの実力が評価されたものと受け止めております。
早稲田大学は、エキュメノポリスが今まさに実現している、社会生活にイノベーションをもたらす研究成果の事業化を強力に支援し、未来の社会を牽引するスタートアップの育成に今後も注力してまいります。
株式会社エキュメノポリス 松山 洋一 代表取締役/CEOコメント
エキュメノポリスが開発する対話型診断AIエージェント技術は、教育・医療・雇用といった「対話」が本質となる領域において、精密で妥当性の高い評価と、新たな学習枠組みを築く取り組みです。早稲田大学で培われた文理融合型の先端研究を社会へ還元し、日本発の技術を世界へ届けることが私たちの使命だと考えています。今後も大学との連携を一層深めながら、人とAIが共進化する次世代社会の実装に取り組んでまいります。
エキュメノポリス社概要

人とAIが協調し共に成長していく社会の創出を目標とし、人間性をより深める技術「Deep Human Technology」を生み出すため、社会全体の創造性や生産性の向上の実現に向けて教育や仕事の現場に会話AIエージェントを派遣している、早大発の研究開発型スタートアップ。主な受賞は、第10回JEITAベンチャー賞(2025)、大学発ベンチャー表彰 科学技術振興機構長賞(2024)、ACL/ISCA Special Interest Group on Discourse and Dialogue (SIGDIAL) Best Paper Award(2024)、SXSW EDUファイナリスト(2023)、東洋経済すごいベンチャー100(2023)等。
- 会社名: 株式会社エキュメノポリス
- 代表取締役:松山 洋一 (早稲田大学グリーン・コンピューティング・システム研究機構 知覚情報システム研究所 客員主任研究員(研究院 客員准教授))
- 設立:2022年5月
- 事業内容:会話AIエージェントプラットフォーム及びそのアプリケーションの開発
- ウェブサイト:https://www.equ.ai/




