2024年1月18日に、SGU数物系科学拠点の国際教育活動の一環としてハイブリッド形式で国際ワークショップ「New trends in nonlinear dispersive equations」が開催されました。非線形分散型方程式における最新の研究成果や研究方向について大阪大学の岡本氏、埼玉大学の Bez氏、EPFLの松田氏、Ecole Polytechnique の Mackowiak氏に解説していただき、さらに2回連続講演者として Lorraine 大学教授の Laurent Thomann 氏をお迎えし、時間依存するハミルトニアン系における準不変測度の話や、Gross-Pitaevskii 方程式から近似導出される Lowest Landau Level方程式の適切性と定常問題についてのご自身の研究について話題提供していただきました。なお、早稲田大学でオンライン兼対面での研究集会でしたが、数学の学生だけでなく物理の学生も対面で参加しての議論が盛んに行われ、学生にとって良い刺激、情報交換となる研究集会になりました。