スーパーグローバル大学創成支援事業(SGU)数物系科学拠点の国際ワークショップ”Recent Topics on the Mathematical Fluid Mechanics”が2023年12月7日および8日に開催されました。同ワークショップでは、SGUによって海外から招聘された3名の先生方およびSGU数物系科学コース生2名を含む10名にご講演していただきました。特に海外から招聘されたダルムシュタット工科大学のMatthias Hieber先生、Tim Binz先生やWestlake大学のAlexey Cheskidov先生によるご講演は、日本であまり聴講することのできない内容であったので大変有意義ものとなりました。例えば、Cheskidov先生のご講演はKolmogorovの乱流理論におけるDissipation anomalyに関連した内容であり、乱流の数理解析における最先端の内容でした。
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Matthias Hieber先生
(TU Darmstadt)
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Alexey Cheskidov先生
(Westlake University)
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Tim Binz先生
(TU Darmstadt)
また、学生セッションでは、SGU数物系科学コース生で基幹理工学研究科数学応用数理専攻小薗研究室所属で博士後期課程1年の江口太一さんと飯田祥樹さんが発表を行いました。ワークショップは早稲田大学グリーン・コンピューティング・システム研究開発センター (GCS)にて対面形式で行われ、聴衆を含む全体の参加人数は約50名でした。
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江口太一さん
(数学応用数理専攻)
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飯田祥樹さん
(数学応用数理専攻)
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講演会場
(早稲田大学GCS研究開発センター)