情報生産システム研究センター 所長 荒川 雅生
早稲田大学の情報生産システム研究科(IPS)は20年ほど前にひびきのにある北九州学術研究都市に設立できました。そこに併設されたのが情報生産システム研究センター(略称:IPSRC)です。
ここでは主に産官からの共同研究を中心として研究活動を行っております。2017年に早稲田大学・北九州コンソーシアムを開き、地域との交流の場としております。現在は、コンソーシアムの中からAsian DXと称し、地域のDX推進のためのリカレント教育事業も始められております。
私たちIPSの教員は、同時にセンターの研究員でもあります。情報生産システム研究科が情報アーキテクチャ、生産システム、集積システムという3つの分野があるように、研究センターでも幅広い研究分野への対応が可能であり、コンソーシアムの場を通じて地域の課題に対応できる体制ができています。
コンソーシアムは井戸端会議の場であると思っています。井戸端会議には気軽に集まり、現状への不平・不満、愚痴などを誰彼にとなく話す場であってほしいと思っています。そこには解決すべき問題が出てくるはずで、私たち教員としては地域貢献へ向けた種がそこにあるはずです。私共はエンジニアリングのプロの集団ではありますが、エンジニアリングの問題を解決できるということは、そのアプローチは多岐にわたって対応することが可能です。気軽により多くの地域の企業、個人がご参加いただき、より多くの課題が集まることで、共同研究、インターンシップ、PBLなどの事業を通じてより実践的な交流が図れればと思っております。その結果が、新しいリカレント教育・リスキリングの場にできればと思っております。今までよりも一層のご協力をお願いします。
隣接する大学院情報生産システム研究科(IPS)で行っている内外に開かれた教育・研究を一層発展させ、諸外国の大学や企業とのさらなる連携を深めるため、海外連携部門を置き、各種プロジェクトを推進していきます。
北九州市は現在、IPS研究センターのある北九州学術研究都市内にカーエレクトロニクス研究開発センターの設置を計画しています。学術研究都市内の三大学及び自動車メーカー・自動車部品メーカーが協力し、自動車関連の人材育成と研究開発を進めていく予定です。これに協力するため、自動車関連部門を置き、カーエレクトロニクス研究開発センターとの連携を図ります。
大学院情報生産システム研究科では、現在九州地域の高等学校等と教育に関する連携を深めるため学生研修プログラム及び模擬講義プログラムを展開しています。高校生等に理学・工学の面白さを学んでもらうため、高等学校連携部門を置き、早稲田大学への理解をより深める運動を展開していきます。
学内外の研究機関・企業との共同研究、大型国家プロジェクトへの参画(共同研究部門)、研究成果に関するセミナー、企業人研修、市民講座等(社会貢献部門)も併せて実施していきます。
情報生産システム研究センターへのご支援のお願い
平素より早稲田大学ならびに北九州にございます大学院情報生産システム研究科、並びに、情報生産システム研究センターの活動に格別のご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
早稲田大学情報生産システム研究センター(IPSRC)は、2007年の設立以来、情報・生産・システムの融合領域における先端的な研究と人材育成を通じて、産業界および社会全体に貢献することを目指してまいりました。
このたび、当センターでは、より一層の研究環境の充実と、次世代を担う研究者・技術者の育成を推進するため、皆様からのご寄付をお願い申し上げる次第です。
いただいたご支援は、地域との連携強化、国際共同研究の推進、学生支援プログラムの充実などに活用させていただきます。
何卒、当センターの趣旨をご理解いただき、温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
寄付申込フォームよりお申し込みください。
銀行振込、クレジットカード、インターネットバンキング決済、コンビニ決済、キャリア決済等、各種決済方法をご選択いただくことが可能です。
※法人様・団体様は銀行振込のみとなります。
ご不明点等ございましたら、情報生産システム研究センター事務局にお問い合わせください。
【情報生産システム研究センター事務局】
TEL:093-692-5017 / FAX:093-692-5021
E-mail:[email protected]
ご寄付を賜りました皆様のご厚志に感謝し、ご芳名をWeb版「寄付者芳名録」に掲載させていただきます。
▼当学寄付ウェブサイト『Web版「寄付者芳名録」』掲載ページ
https://kifu.waseda.jp/privilege/name
個人様の場合、早稲田大学へのご寄付は、確定申告を行うことで、所得税の還付および住民税の控除を受けることができます。
また、法人様からのご寄付につきましては、寄付金額が当該事業年度の損金に算入されます。 損金算入にあたっては特定寄付金(寄付金を一定の限度額まで損金に算入できる)と受配者指定寄付金(寄付金の全額を損金に算入できる)とがあります。
税制優遇に関する詳細は当学寄付ウェブサイトをご参照ください。
▼当学寄付ウェブサイト「税制上の優遇措置」ページ
https://kifu.waseda.jp/privilege/exemption
当学では寄付以外にも、共同研究・受託研究等、様々な研究連携を行っております。詳細は当学ウェブサイトをご参照ください。
▼当学ウェブサイト「産官学連携」ページ
https://www.waseda.jp/inst/research/tlo/industrycollaboration