11月1日(水)の現政研セミナーの日時、内容についてご案内いたします。今回のセミナーでは、シリコンバレーでデータ・サイエンティストとしてご活躍の西田勘一郎氏(Exploratory社CEO)を講師としてお招きし、シリコンバレーにおけるデータサイエンスの最前線について講演いただきます。
日本でも注目が高まるデータサイエンスが、シリコンバレーで日々、どのように発展を遂げているのか、そして社会科学とも急速に融合が進む中、大学での研究・教育にどのような影響を与えているのか、データサイエンスに関わる実務の視点からお話いただきます。
西田氏は、2017年度より日本でデータサイエンスのトレーニングを行われており、日本にデータ・サイエンスコミュニティを確立することを目指しておられます。データサイエンスにご関心をお持ちの研究者だけでなく、ご指導される学生(大学院生・学部生)にも広くお声掛けいただけますと幸いです。皆様のご参加をお待ちしております。
【日 時】11月1日(水)10:40~12:10
【場 所】早稲田大学 早稲田キャンパス3号館10階 第一会議室
【報告者】西田勘一郎 先生(@KanAugust , Exploratory https://ja.exploratory.io CEO)
※報告者略歴※
現在、グーグル、フェイスブック、NASAなどを顧客に持つ、プログラミングなしでデータサイエンスを可能にするプラットフォームExploratory(https://ja.exploratory.io)のファウンダー兼CEO。Exploratoryを始める前はOracleのシリコンバレー本社にてアナリティクス、BI、機械学習の製品の開発を統括や、BIのコンサルティング・プラクティスを立ち上げることなどに20年にわたって関わる。
【タイトル】データ先進企業が世界を飲み込む仕組み – シリコンバレーのデータサイエンス最前線
【概要】
グーグル、フェイスブック、AirBnB、Uberのようなとてつもない勢いで世界的に成長し続けるシリコンバレーの企業は、膨大なデータを日々集めるだけでなく、そこから、毎日ものすごい速さで変化するビジネス上の課題の解決、もしくは新しいビジネスの機会を創造するために役立つインサイト(洞察・知見)を素早く効果的に導き出していくいう点で、シリコンバレー以外の企業を寄せ付けません。さらにはデータサイエンスの世界では中心的な役割を果たしているUCバークレー、スタンフォード大学が送り出す人材、技術、スタートアップがシリコンバレーの企業をより強力なものにしていっています。今回のセミナーでは、そういったシリコンバレーでの最新のトレンドと課題、さらにはデータ先進企業が実際にどういった形でデータサイエンスを毎日行っているのかなどを共有した上で、日本企業、組織への課題と機会をディスカッションしたいと思います。
【招聘教員】 高橋 百合子 先生
【使用言語】 日本語
現政研セミナーは広くみなさまにひらかれたセミナーです。
皆様の御参加をお待ちしております。