早稲田大学現代政治経済研究所「日本の対外発信」特別部会では、英語、ドイツ語、フランス語、
ロシア語、スペイン語、中国語、韓国語、日本語の各文化圏における国際学術交流について、
連続シンポジウムを開催中です。
各言語の国際ネットワークの現状把握を通し、世界における日本の研究者の国際学術活動の展望を
得るための企画です。
9月は韓国語圏の国際学術活動について、伊藤英人先生と布袋敏博先生をお招きし、
講演と意見交換を行います。
言語の研究教育者、外国語学習や地域研究に関心を持つ皆様のご参加をお待ちします。
記
部会名:「日本の対外発信」研究部会(部会主任:砂岡 和子)
日 時:9月30日(火)17:00-18:00
場 所:早稲田大学1号館2階 現代政治経済研究所会議室
テーマ:朝鮮語研究会・韓漢語言学研討会、訳学書学会の国際学術交流について
講 師:伊藤 英人(東京外国語大学准教授)
司会・コーディネーター:布袋 敏博 (早稲田大学国際学術院教授)
発表概要:
本報告では、現在報告者が会長を務める朝鮮語研究会(The Society for Korean Linguistics
in Japan,SKLJ)、及び2000年代以降に創立された韓漢語言学研討会、訳学書学会の諸活動の内、
主に国際研究交流について報告する。
朝鮮語研究会は1983年に日本在住の朝鮮語学・韓国語学の研究者が集って結成された純粋に
学術的な研究会であり、日本、韓国、総連系研究機関、その他の国の朝鮮語研究者が活動を
共にしてきた。
韓漢語言学研討会、訳学書学会は、朝鮮時代の外国語教材研究を行う日韓中の研究者が
2000年代から日韓中台の四地域で国際学術会議を行ってきた。
これらについて近年の日韓中の研究、出版活動について報告する。
早稲田大学現代政治研究所研究会「日本の対外発信」特別部会一同
砂岡 和子(部会代表 専門:中国語教育、遠隔教育)
宗像 和重(専門:日本文学研究)
ソジエ 内田恵美(専門:応用言語学、日本研究、政治ディスコース分析)
生駒 美喜(専門:ドイツ語音声研究、会話分析、学習者言語の分析)