部会名:問題解決型プロジェクト/グローバル法学際研究部会(部会主任:野口晴子)
日 時:1月24日(金) 13:00-15:00
場 所:早稲田大学 早稲田キャンパス 8号館3階会議室
テーマ:クラスアクション(集団訴訟)と環境問題
対 象:学生・教職員・研究部会員・一般
報告1:「クラスアクションの日本における可能性:Fukushimaを題材に」
Robert Klonoff氏(米国 Lewis & Clark Law School 学長)
“If Japan had class action: Changing the paradigm in cases like Fukushima”
(通訳:高橋満彦氏)
コメント:大坂恵里氏(東洋大学准教授)
報告2:「福島原発事故に起因する野生鳥獣管理上の実際問題と法律問題」
高橋満彦氏(富山大学人間発達科学部 准教授)
福島原発事故後の賠償問題については、種々の取り組みがなされていますが、このたび、米国のクラスアクショ
ン(集団訴訟)の専門家であるクロノフ教授を迎えて、クラスアクションが日本に導入されたとすれば、福島事
故の様な大規模事件はどの様に解決できたであろうかという展望を踏まえて、日本におけるクラスアクションの
可能性を論じて見たいと思います。
また、併せて野生動物法の研究者、高橋満彦氏から、野生鳥獣管理に対して原発事故が及ぼしている問題につい
て問題提起をしていただきます。