研究代表者
西村 昭治
NISHIMURA Shoji
人間科学部教授
本プロジェクトの概要と目的
Growing Campusは、通常のキャンパスとしての基本機能を備えたバーチャルキャンパスに、成長・進化の仕組みを取り入れたデジタルキャンパスである。
本研究では、知的エージェントによる機能・学習環境の進化と、利用者の貢献による機能・学習環境の進化のメカニズムの研究開発を行う。要素技術として、コミュニケーションやシステムをコントロールしている情報の持ち方や使われ方を、従来と大きく変えることが可能なピア・ツー・ピア(P2P)ネットワーク技術を用いて、多様な利用者の異なる個性、能力、ニーズに柔軟に対応できる人間中心の自律分散協調型グループウェアのモデル化と開発を行う。
学習環境には、利用者の間(学習者同士、学習者と教員やTA、教員同士、TA同士、教員とTA)における知識情報交換・共有を奨励し促進する仕組みを導入し、従来の教室にない学際的教育・学習支援環境と多様なニーズに対応したコンテンツを提供する。
研究構成員
- 西村 昭治(早稲田大学人間科学学術院教授)
- 金 群(早稲田大学人間科学学術院教授)
- 尾澤 重知(早稲田大学人間科学学術院准教授)
プロジェクト期間
2010年4月~2013年3月