Advanced Research Center for Human Sciences早稲田大学 人間総合研究センター

その他

健康福祉ネットワーク構築に関する研究

f_kasehiroko

研究代表者
加瀬 裕子
KASE Hiroko
人間科学部教授

教員情報

本プロジェクトの概要と目的

近年の我が国では少子高齢化が急速に進み、今後の社会システムと人々のライフスタイルが大きく変貌しつつある。それに伴い、今後の社会では自らがより健康で安心するための生き方『Well-being』、さらには良く生きようとするウェルネス『Wellness』が強く求められるようになっている。人間科学学術院では、我が国における健康福祉のあり方を明らかにする目的で、人材の育成、行政・地域・企業と大学との連携および関係者同士のネットワーク形成について、学部内外の有識者・研究者によるシンポジュウムを行った。その結果、学部における社会福祉実習先や就職先の確保、社会福祉関連の関係者との意見交換や学術交流の促進と啓発活動、大学からの研究成果の社会への還元とその促進、学内外の研究者を中心とした研究会やシンポジウムの開催などを活発に推進する必要があること等の課題が明確となった。

本研究では、上記のような課題を具体的に実現するために必要な、健康福祉ネットワークの枠組みとその方策を提案することを目標においている。

  1. 健康福祉ネットワークの枠組みの明確化
    本学術院における健康福祉ネットワークの枠組みを明確にするために、体系的なネットワークのシステムを構築化する。
  2. 各専門分野からみた健康福祉ネットワークの位置づけとその役割の明確化
    1で示した健康福祉ネットワークのシステムの枠組みをそれぞれの専門領域の中でどのように位置づけてその機能的役割を明らかにするため、健康福祉科学、健康福祉医科学、健康福祉医工学、臨床心理および複合領域から健康福祉ネットワークの内容を明らかにする。
  3. 健康福祉ネットワークのシンポジウムの開催
    1と2を系統的に明らかにした上で、3年間における本ネットワークが主催するシンポジウムを具体的にどのような内容で企画・運営するかを明らかにする。
  4. ニューズレターの定期的発行と配布
    健康福祉ネットワークの内容を広く関係者に周知徹底を計るため、広報誌(ニューズレター)を発行する。

プロジェクト期間

2007年4月~2010年3月

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