- 研究代表者
- 山内 兄人
- (1997年4月~2001年3月)
- 中村 正久
- (2001年4月~2004年3月)
本プロジェクトの概要と目的
文字数: 395
最後の編集: 2015年1月5日 8:26 AM – dev
公開
変更をプレビュー
ステータス: 公開済み 編集
公開状態: 公開 編集
リビジョン: 3 表示
ヒトを含め多くの動物には雌と雄があり、すなわち「性」があり、それにより、子孫が残されていく。「性」の生理学的な基本的役割は新しい個体を残していくとであるが、そこに生じる雌雄互に引きあうメカニズムが、ヒトの行動、社会の形成に大きな働きをもつことになる。古い時代から「性」に多大な関心が払われていたことは、歴史学や民族学の多くの本から知ることもできる。
雌雄のそれぞれの生殖機能が正常に働くには性分化が正常に行なわれなければならない。このプロジェクトの目的は、脳と生殖器官それに内分泌器官によるからだの性のメカニズムと、その性分化の機序を生命科学から解析し、さらに、性のもつ多くの働きを心理行動学、社会科学、民族学などから解析していくことで、ヒトの「性」の根源とその影響力を探ることである。
プロジェクト期間
1997年4月~2004年3月