Waseda Institute for Advanced Study (WIAS)早稲田大学 高等研究所

その他

山口 絢

名前

山口 絢 (YAMAGUCHI, Aya)

取得学位

博士(社会情報学)

HP (URL)

https://researchmap.jp/ayamaguchi13

資格

講師

研究テーマ

高齢期の法的課題への中高年者の予防的準備行動及びその支援に関する法社会学的研究

私はこれまで、高齢者の司法アクセスの実態、阻害・促進要因に関して研究を行ってきました。そのなかで、判断能力が低下したり他者とのコミュニケーションが減っている高齢者は、法専門家はもとより行政・福祉機関にもつながりいことが明らかになりました。そこで、そのような状態になる前からの支援が必要ではないかと考え、本研究では、中高年者が意思決定支援、相続などの高齢期の法的課題についてどのような準備行動を行っているのか・いないのか、準備行動への意識、また法専門家による支援の実態を明らかにしたいと考えています。 

略歴

【職歴】 
2022年 早稲田大学高等研究所 講師(任期付) 
2019-2022年 日本学術振興会特別研究員RPD (東京大学社会科学研究所) 
2015-2019年 日本学術振興会特別研究員PD (東京大学社会科学研究所) 
2013-2015年 日本学術振興会特別研究員DC2  
 
【学歴】 
2015年 東京大学大学院学際情報学府博士課程 単位取得退学(2017 博士号取得 
2011年 東京大学大学院学際情報学府修士課程 修了 
2009年 立教大学法学部法学科 卒業 
 
【教育経験】 
20224月~現在 國學院大學非常勤講師(「法社会学AB」) 
20214月~現在  芝浦工業大学非常勤講師(「日本国憲法」) 
20214月~20219月 東京都立大学非常勤講師(「情報リテラシー実践I」) 
20144月~20179月 首都大学東京非常勤講師(「情報リテラシー実践I」) 

研究項目

法社会学、中高年、司法アクセス、法的課題、準備行動

主な研究業績

【単著】 

  • 山口絢(2020)『高齢者のための法的支援――法律相談へのアクセスと専門機関の役割』東京大学出版会. 

主要論文】 

  • 山口絢(2020「法律相談利用前の『ためらい』との関連要因」日弁連法務研究財団編『法と実務』16号,商事法務,13-43頁. 
  • Yamaguchi, A. (2019) How Do Japanese Elderly Access Legal Services? An Analysis of Advice-Seeking Behaviour, Asian Journal of Law and Society, 6(2), 281-305. 
  • 山口絢(2019「高齢者への法的支援における民生委員の機能に関する研究――混合研究法アプローチを用いて」法社会学85209-241 
  • 山口絢(2017「アメリカにおける高齢者法の動向」法と社会研究3119-133頁. 
  • Yamaguchi, A.(2014) Japanese Law Students’ Perceptions of Dispute Resolution, Contemporary Asia Arbitration Journal, 7(1), 165-194. 
趣味 関心

ダンス

所属学会

日本法社会学会
日本老年社会科学会
日本司法福祉学会
仲裁ADR法学会
共生社会システム学会 

受賞歴

2020年:日本法社会学会 第5機関誌優秀論文賞

Related Articles 関連記事

DE BOUARD, Anne
HO, Ming-sho (何 明修)
LO, Desmond (Ho-Fu)
DONG, Yu
Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/inst/wias/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる