モリス・ジェームズ・ハリー講師が新プロジェクトを始動。『デジタル時代におけるキリシタン版: デジタル手法による「キリシタン版」探索の可能性と限界に関する考察』
『デジタル時代におけるキリシタン版: デジタル手法による「キリシタン版」探索の可能性と限界に関する考察』は、モリス、ジェームズ・ハリー(早稲田大学)を代表とする研究プロジェクトで、その一部はDNP文化振興財団のグラフィック文化に関する学術研究助成<https://www.dnpfcp.jp/foundation/grants/>により実施されたものです。
このプロジェクトは、近世日本におけるキリシタンに関する資料を分析し、理解を深めるためのデジタルツールや手法の利用を調査するものです。キリシタンおよび反キリシタン文学と史料の雑種性が研究者にもたらす潜在的な機会と課題を批判的に探求し、既存のデジタルツールの限界を調査することを目的としています。また、関連する資料を使用するためのデジタルツールもいくつか開発する予定です。
このプロジェクトの一環として、「みんなで翻刻<https://honkoku.org/index.html>」というプラットフォームを使って、キリシタンおよび反キリシタン文学や資料の翻刻を共同で行うことを目的としています。
ご興味のある方は、どなたでもこのプロジェクトに参加できます。ぜひ「みんなで翻刻」のプロジェクトページ<https://honkoku.org/app/#/projects/kirishitan/info>にアクセスし、作業したい文書を選び、翻刻をしてみてください。
プロジェクトのウェブサイト https://kirishitanbank.com もご覧ください。