講演者 | ピエール・ロンバル(フランス国立科学研究センター/リヨン大学上席研究員、バハレーン王国文化古物局考古学顧問) 後藤 健(東京国立博物館) 安倍雅史(早稲田大学高等研究所) 司会:安倍雅史 |
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日時 | 2016年5月23日(月)15:00~17:20 |
会場 | 早稲田大学早稲田キャンパ26号館 11階1102会議室 |
主旨 | ディルムンは、メソポタミアの周辺国の1つであり、前2000年から前1800年にかけて、メソポタミアとオマーン、インダスを結ぶペルシア湾の海上交易を独占し、非常に繁栄した王国でした。言わば、メソポタミア文明を物流の面から支えたのがディルムンでした。現在のバハレーンが、このディルムンに比定されています。 このたび、フランス国立科学研究センター/リヨン大学上席研究員であり、バハレーンの文化古物局顧問をつとめるピエール・ロンバル博士(Dr.PierreLombard)を日本に招聘し、セミナーを開催する運びとなりました。ロンバル博士は、25年以上にわたり、ディルムンの王都とされるカラートゥ・ル・バハレーン遺跡の発掘調査にたずさわるほか、シリアのウガリット遺跡、アルメニアのアルタシャン遺跡など著名な遺跡の発掘に参加してきました。このセミナーを通じ、日仏考古学の交流を図ります。ぜひご参集ください。 |
プログラム | 15:00 開会・趣旨説明 安倍雅史(早稲田大学高等研究所助教) 発表1 後藤健(東京国立博物館客員研究員)「ディルムンと日本人」 発表2 安倍雅史(早稲田大学高等研究所助教)「バハレーン、ワーディー・アッ=サイル考古学プロジェクト」 16:00 (休憩) 16:10 招待講演:ピエール・ロンバル(フランス国立科学研究センター/リヨン大学上席研究員、バハレーン王国文化古物局考古学顧問) 「Burial Landscapes and Practices in Bahrain Island during the Bronze Age」(英語、通訳なし) 17:20 閉会 |
主催 | 早稲田大学高等研究所 |
申込み | 事前のお申込みは不要です。直接会場にお越しください。 |
ポスター | こちらをご参照ください |