講演者 | 図師宣忠(近畿大学文芸学部・准教授) 踊共二(武蔵大学文学部・教授) 司会:甚野尚志(早稲田大学文学学術院教授) |
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日時 | 2016年4月23日(土)14:00~17:30 |
会場 | 早稲田大学戸山キャンパス39号館 5階第五会議室 |
主旨 | 中世半ば以降、教会改革の声の高まりと歩調をあわせ、教会権威側が「異端者」とみなす集団がヨーロッパに姿を現す。異端視されたこれらの集団自身、そして取り締まる教会権力双方にとって、彼らに関する、あるいはその前提としての聖書をはじめとした諸テクストの解釈をどのように共有するかは重要な問題であった。本シンポジウムは、情報・思想の共有という視座から中近世の教会改革の連続と断絶について考察をさらに深めるものである。 |
プログラム | 14:00 開会・趣旨説明 甚野尚志(早稲田大学文学学術院教授) 14:15 報告(1)図師宣忠(近畿大学) 「異端審問官=托鉢修道士による情報伝達 —審問記録の作成・利用・管理をめぐって」 15:15 報告(2)踊共二(武蔵大学) 「宗教改革・人文主義・中世思想—ラディカルリフォメーション研究の視点から」 16:15 (休憩) 16:30 質疑応答 17:30 閉会 |
主催 | 早稲田大学高等研究所 |
共催 | 早稲田大学総合人文科学研究センター:研究部門「ヨーロッパ基層文化の学際的研究」 |
申込み | 事前のお申込みは不要です。直接会場にお越しください。 |
ポスター | こちらをご参照ください |