講演者 | 小林亜沙美(レーゲンスブルク大学講師) 成川岳大(埼玉大学・立教大学非常勤講師) 纓田宗紀(東京大学大学院博士課程) 大塚将太郎(早稲田大学大学院修士課程) 司会:甚野尚志(早稲田大学文学学術院教授) |
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日 時 | 2016年3月12日(土)14:00~18:00 |
会 場 | 早稲田大学戸山キャンパス39号館 5階第五会議室 |
主 旨 | 教皇権が中世西ヨーロッパ世界で絶頂に達した時代としてしばしば13世紀は形容されるが、その具体的な権力の媒体、言い換えるならば、ヨーロッパの「辺境」と具体的にどのような経路、手法で交渉を行い、その権威が受容されていたのかについて、これまで日本国内ではほとんど注目されてこなかった。 本シンポジウムでは、教皇文書の専門家、そして主として北ヨーロッパ教会史を研究対象とする若手研究者4本の報告から、この問題に光を当てる。 |
プログラム | 14:00 開会・趣旨説明 甚野尚志(早稲田大学文学学術院教授) 14:10 報告(1) 小林亜沙美 「教皇文書の伝承―公式登録簿、原書、謄本文書、公証人登録簿の比較」 14:50 報告(2) 成川岳大 「13世紀北欧人と教皇庁、十字軍―十字軍税徴収を中心に」 15:30 (休憩) 15:40 報告(3) 纓田宗紀 「13世紀における教皇庁とルンド大司教座の関係」 16:20 報告(4) 大塚将太郎 「グレゴリウス10世期における教皇庁とルドルフ・フォン・ハプスブルクの関係 ―ドイツ王承認と皇帝戴冠問題を中心に―」 17:00 質疑応答 18:00 閉会 |
主 催 | 早稲田大学高等研究所 |
共 催 | 早稲田大学総合人文科学研究センター:研究部門「ヨーロッパ基層文化の学際的研究」 |
申込み | 事前のお申込みは不要です。直接会場にお越しください。 |
ポスター | こちらをご参照ください |