高等研究所セミナーシリーズ【研究エリア〈新しい世界史像の可能性〉】
~中近世キリスト教世界の多元性とグローバル・ヒストリーへの視角⑨~
「16世紀におけるメディア、空間と権力の表象―アルプスの南北から」
講演者 | 深田麻里亜(学振研究員PD・立教大学) 渡邉裕一(学振研究員PD・京都大学) |
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日 時 | 2014年11月8日(土)14:00~17:30 |
会 場 | 早稲田大学戸山キャンパス39号館6階第7会議室 |
主 旨 | イタリア・ルネサンスで広く知られる16世紀は、宗教改革が進展し、あるいは前世紀半ばに登場した印刷術が社会に広まりを見せた時代でもある。この時代背景を踏まえた上で、教皇宮殿と都市アウクスブルクというアルプスの南北の具体的な「場」、空間において、教皇、そして都市の諸利害関係集団がどのように自らの主張を発信し、あるいはそれを防衛すべく他者と相対したかを美術史、歴史学双方の学問分野から論じることで比較してみたい。 |
プログラム | 14:00 開会・趣旨説明 甚野尚志 (早稲田大学 文学学術院教授) 14:15 報告(1) 深田麻里亜 「「コンスタンティヌスの間」における教皇クレメンス7世の肖像と標章」 15:00 質疑と討論 16:00 報告(2) 渡邉裕一 「森林、河川、紛争解決―帝国都市アウクスブルクの史料から」 16:45 質疑と討論 17:30 閉会 |
主 催 | 早稲田大学高等研究所 |
共 催 | 早稲田大学 ヨーロッパ中世・ルネサンス研究所 |
申込み | 事前のお申込みは不要です。直接会場にお越しください。 |
ポスター | こちらをご参照ください |